初めての出産後一ヶ月。

知り合いのいない、友達もいない、
出掛ける先もない、
標茶での育児がスタートしました。

ただただ、息子と向き合う日々。

寝ない、
抱っこしたって何したって泣く夕方、
お風呂も全力で泣く、
新しい場所で泣く
人に抱っこなんてされない。

お風呂が玄関の横で、
換気扇から死に物狂いの泣き声が
毎日響いていたんだろうなぁ。。。

生後3ヵ月、
初めての電車は釧路~札幌。

寝付く前、絶対にギャーッと泣かないと
寝なかった長男。

抱っこして、立って、ゆらゆらして。

授乳室借りて。

シミュレーションしたなー照れ



母にならって自然に始めた布おむつ。
おむつなし育児、のめり込み。
マクロビオティックを知り。

あまりにも育てにくいわが子に愕然とする日々。
なんで?なんで?

いつだろう、一歳くらいになった頃かな。

わたしは出産のときとっても寂しかった
ってことにやっと気づいて


橋本ちあきさんの本に出会って



宇宙の波に乗って、
赤ちゃんは自然に産まれてくるものだと知り、

わたしはあのとき
自分のことしか感じられていなかった。

痛い痛い辛い辛い寂しい寂しい

そこに息子は居たのに。


どんなにか切なく苦しかったことだろう。

力が入って通りにくい産道を

よくぞこじ開けて産まれて来てくれたと思う。


そのうえ、
羊水は濁っていて、
それを吸い込んだせいなのか肺炎になって
NICUに入り、母と離ればなれ。

おっぱいももらえず。

この世の始まりは恐怖でしかなかっただろう。

お母さんと一緒にいたいよ。
お母さんと一緒にいてあげるよ。

そんな息子の精一杯の気持ちの現れだったんじゃないかと思う。


橋本ちあきさんのおかげで
自然に生まれてくるイメージができた。

イメージがあるのとないのでは
全然違う、
二人目、三人目の出産で実感。