「一寸先は闇」の意味は「先のことはまったく予測できない」
「一寸先は闇(いっすんさきはやみ)」とは、目の前は真っ暗闇で、そこで何がおこっているかは全くわからないという状態をたとえて、先のことはまったく予測できない、見通すことができない、という意味のことわざです。
「一寸」とは、一尺の十分の一、長さにして約三センチのことですが、わずかな時間や距離を表す比喩的な意味もあります。ここでの「一寸先」とは、すぐ目の前のことを表しています。
「一寸先の闇」の「闇」の意味は「予測不可能な悪いこと」
「闇」とは、光のない暗闇という意味とともに、それを比喩的に用いた悪徳の世界というような意味や、予測不可能なことという意味があります。ここでは予測不可能なことの意味で使われており、悪徳の闇の世界というような意味は含まれていません。ただし、予測不可能なこととして想定されるのは、よくないことや悪いことについてです。
例えば突然リストラされ、目の前が真っ暗になるような事態に陥ったとき、皮肉の気持ちを込めて「一寸先は闇」と言い表します。
「一寸先は闇」は「いろはかるた(京都)」の第一句「い」に書かれています。「一寸先は闇の夜に」と書くこともあります。