都立の場合、まれに校長として過去に勤務経験のある学校に戻ってくることもあるが、現在ある学校に一般教員として勤めている人が来年からその学校に教頭になるということは絶対ないし、今までに勤務経験のある学校の管理職になることはまれである。もっとも、工業科目を担当していた人は、教員の時も工業高校だし管理職になっても工業高校ということが多いので、そこは比較的うまく行くことが多い。
教員の時に障害児学校(盲学校・聾学校・養護学校)にいた人は障害児学校の管理職になるのだが、障害の種別としては不慣れなところに行かされることが多い(例えば長年聾学校にいた教員が教頭としては養護学校に行かされる。など)。
表面的に管理職の権限を強めるような通達などを出したとしても、管理職にふさわしい適性・実力・知識などがある人がその地位につかない限り、本当の意味で校長・教頭としてのリーダーシップを発揮することはできない。
管理職になって今まで経験のない不慣れなところに行かされると、有力な教員にいろいろなことを聞きながら学校のことを把握するだけで任期が終わってしまうことが多い。学校のことを容易に把握することのできるように、似たようなタイプの学校の勤務経験が長い人を管理職にもってくることが重要だと思う。
<教育関係の記事>
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生徒との距離感
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