面接試験に関するレポートの簡単な内容紹介はこちら

 教員採用試験の面接には直接の関係はないのですが、「菜根譚」という本は、教員になる人にとっても役に経ちそうな本なので、このテーマ(「教員採用試験 面接試験」について)の仲間に入れました。
 最近、「菜根譚」という本を読み返していて、なかなかうまいこと書いてあると感心しています。

 権力のさかんな者に走り寄り、勢力のある人につき従うということから生じるわざわいは、極めて悲惨なものであり、かつまた非常に早くやってくる。これに対し、無欲を自分の住み家とし、気楽な生き方を守るという生活から生ずる人生のよさは、非常に淡泊な味わいがあり、かつまたその楽しみはもっとも長続きする。(「細根譚」(講談社学術文庫)292ページ)

 「淡泊な味わいがあり」というところがなかなかいいと思ったし、「自分の住み家とし」という表現も感じが出ていると思いました。
 かなり厚い本です。「興味のありそうなところから読む」という読み方でも十分役に立つ人が多いのではないかと思っています。
 
 面接試験で成功する方法(レポート)