以下は「週刊新潮7月15日号(7月8日発売)」からの部分的な引用。

 参院選挙ワイド 
 「最後のお願い」
 吊し上げを怖れて裸足で逃げた「菅総理」人の器

…(前略)…
「自分で蒔いたタネですが、まあ、菅さんは財政や税制に詳しくないので、恥をかきたくないというのが本音でしょう。最高権力者たるもの、どんなテーマにも反論して自分の主張を認めさせることができなくてどうするんですか」(全国紙政治部デスク)
 イラ菅ではなく、最近は“逃げ菅と呼ばれ、さらにイライラしているのかしら。
 民主党関係者が語る。
「菅さんは、国会でも攻めるのは得意ですが、守りには非常に弱い人です。自分に対する批判も気にします。かつて元キャスターとの不倫写真を週刊誌に撮られましたが、その時も雲隠れしてマスコミから逃げ回っていました。守勢に回ると何もできない人なんです」
 支持率急落の原因は、「消費税10%発言」だけではない。国民には、菅総理の「器の小ささ」が早くも透けて見え始めたのである。

<はみ出し教師のコメント>
 菅総理がテレビ討論から逃げようとする様子を描写する記事のまとめの部分。
 「イラ菅」「ズル菅」に続いて「逃げ菅」という呼び名が加わった。
 守勢に回ると弱く逃げてしまう、ということは前から言われていたことなので、出てくるべくして出てきたネーミングという感じがする。“4列目の男”というネーミングに比べると、考えなくても意味がわかる味もそっけもないネーミングだが、直接的でわかりやすいとも言える。
 総理大臣という立場は、都合が悪いからと言って逃げてばかりもいられないので、今後どのように振る舞うのか注目したい。