最近は、看護師としての働き方にも選択肢が増えてきました。
その中のひとつとして、派遣看護師が挙げられます。
実は労働者派遣法によると、看護師が派遣として働くことは原則として禁止されているのです。
ただし、例外的に許可される場合があります。
たとえば特別療養老人ホームなどといった福祉施設での勤務、欠員が生じたときの一時的な代替要員として、あるいは紹介予定派遣という扱いになっている場合などが当てはまります。
紹介予定派遣は、一定期間が経過した後に派遣先の正社員として直接雇用されることが前提になっている契約形態です。
一般的に、看護師の採用においては面接が重視されるのですが、派遣ですと雇用主はあくまで派遣会社ですから、派遣会社での面接は別として、派遣先で面接は行われません。
紹介予定派遣ですと、通常通り面接を受けることになります。
人材紹介会社を通じて求人に応募するという場合ですと、雇用主は勤務先となりますから、当然面接はあります。