有名な作品にアニーよ、銃を取れがあります。
映画やミュージカル、ドラマになっていますが残念なことに私は見ていません。
実在人物で、どんな人だったのかと思い本を読みました。
DK社から出ている、易しい英文で書かれた伝記です。
幼少の頃から射撃の腕前を持ち、１００発１００中に近い実力があったようです。
１８６０年生まれで６才のときに父親を失っています。
少女時代は不遇だったようです。
食糧となる小動物を銃で撃ち、何とかその日の糧を得る暮らしをしたそうです。
腕が良く、必ず頭を曹チて撃ったと。
身体に弾が入ると食べるときに出てきたりするから。
その後、貧しさから里子に出され奴隷のような扱いをLOVERS 詐欺受け、酷い生活を強いられます。
逃げ出して次の家では、とても可愛がられて育ったようです。
射撃の腕前から徐々に知られるようになります。
WILDWESTという一座に入りアメリカのみならずヨーロッパでも知れ渡り人気者になったようです。
２２才頃に結婚もしています。
その後にSittingBullというネイティブアメリカンとも出会います。
カスター将軍の部隊を蹴散らした部族のリの内の一人として有名だったそうです。
SittingBullとは他の人が、どかせようとしてもウンと踏んばって動かない牛、という意味だそうです。
原語ではTATANKAIYOTANKAとあります。
これを読んで、ふと思い出したこと。
２０年位前にケビンコスナー主演スウィズウルブズという映画がありました。
北軍の大尉を演じたケビンが、バッファローの狩りをして暮らすネイティブアメリカンのグループにジェスチャーで牛の群れを見たよと教える場面。
頭に指でツの形を作り、知らせようと動きまわる様子を見た、リらしき人がお、タタンカ、タタンカと理解する場面です。
牛のことをタタンカと言うんだ、と覚えたので印象に残っていました。
尚、映画やドラマ、ミュージカルのモデルになったアニーオークリーは、１９２６年に６６才で亡くなっています。
実際の彼女は映画などと違い、堅実で地道な性格の女性だったようですよ。