2001年の6月1日の朝6時半過ぎ頃だったと思う。
初出勤のために早めに大倉山を出て横須賀中央駅まで行き、余裕をもって朝ごはんを食べようと駅から一番近い松屋に入った。
入った瞬間目をしかめた。。。
入口左側の床で若い白人が倒れてて、カウンターの端っこで金髪の外人が突っ伏して寝てる。
その向かい側のカウンターでは何事もないかのように若い黒人と白人がビール飲んでた。
店員も特段変わった様子もなく、ごく普通に営業してた。
そしてオレが頼んだ豚めしを食べていた時、店の表側のドアが開き迷彩服の男たち2人が入ってきた。
そしてカウンター内の店員を一瞥し店員が頷くと、床に倒れていた若い白人の両脇を抱え表に止めてあったパトカーに放り込んだ。
そして店内に戻って来たと思ったら、今度はカウンターの端で突っ伏してる奴のベルトを掴んで立たせ、ひじを掴んでパトカーに放り込んでそのまま居なくなった。
その間店員とは一瞥しただけで一言も会話は無し。
カウンターの向かいに座ってた連中も何の反応もしない。
これが日常の風景だってのは想像にかたい。
迷彩服をきて入ってきたのは間違いなく憲兵隊員で、オレがこれから出勤する先。
こんなバカを相手にしなきゃいけないのかと、豚めしに付いて来た味噌汁を啜りながら、これから向かう新しい職場に一抹の不安を感じたのは確か。
この日から始まった訓練で、さらに一抹の不安を感じたんだが、まぁそれはそれでまた面白おかしく書いていくと思うし、書かないかもしれないw
おしまい。