有名人警護の特典 | 昔話しですが、Los Angelesに住んでました。今はだいたい日本に居ます。やっぱりほぼ日本に居ませんw

昔話しですが、Los Angelesに住んでました。今はだいたい日本に居ます。やっぱりほぼ日本に居ませんw

最初にアメリカに行ったのは1989年頃から10年位住んでました。

もう20年位まえに帰ってきてるんだけど、あまり話した事がないんで書いてみようと思う。

思い出した順に書くので時系列はバラバラで、記憶を頼りに書いてるので、体験記ではあるけど正確さには欠けます。

警護対象者の邸宅に社長と二人で迎えに行き、門のところでインターホンをならして邸宅の中の人と連絡を取って門を開けてもらう。

 

 

 

前日も前々日も繰り返した同じ状況。

 

 

 

ただ前日と少し違っていたのは、敷地内に馬がいた事。

 

 

 

前日の午後にはいなかったような気もするが、正直仕事上余り関係ない。

 

 

 

車を運転する社長が助手席にいるオレに向かって、顔の向きも変えずに「どうするんだこんなもん?」って話し掛けて来た。

 

 

 

返答に困ったが直ぐに「喰うんじゃないですか?」ってそっけなく答えてみた。

 

 

 

半ば冗談のつもりでもあったものの、生まれは日本で日本語も話せるんだが、ももう30年以上もアメリカで生活している社長は完全にアメリカ人と化しているのを忘れていた。

 

 

 

n君。野蛮な事を言っちゃいけないよ。馬は人類の友達なんだよ。君は犬が好きだったけど、犬を食べる人達をどう思うかね?」と食文化が乏しいアメリカ人らしい質問に「赤毛の犬はかなり美味いらしいですよ。」とこっちも食文化に大らかな東洋人らしい返答で返す。

 

 

 

n君、君は野蛮だねぇ。全く。」と半笑いながら答える社長。

 

 

 

流石は元日本人。目くじら立ててよその国の文化を頭ごなしに否定するような事はしない。

 

 

 

そんな無駄話をしているうちに邸宅の本殿に到着した。

 

 

 

警護対象者の御付の人に迎えられて邸宅の中へ入る。

 

 

 

中に入ると警護対象者と同行している女性が、多分寝巻代わりに着ていたのであろう大き目のTシャツと短パン姿でリビングを通った。

 

続く
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やっぱり赤身が美味いよね。
どうも霜降り出されると気持悪くて食べられないんだよね。

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