それから人質救出を想定した室内突入をPopper Target(前傾の角度を調節して、ある程度の衝撃が加わらないと倒れない鉄板製の訓練用の的。ショットガン用に調節してあると、至近距離から的の頭頂部に45口径の3連射位を浴びせないと倒れない。)を使っても行う。
Popperr Target 下の方に前傾角度を調節するネジがある。
当然、頭頂部 に当たれば倒れやすい。
当然Popper Targetが倒れないと撃ち倒した事にはならないから次のステージに進めない。
この室内突入試験の時は教官がショットガンに不発弾を混ぜているので、弾が出なかった時のリカバーも試される。
オレの時はショットガンに装填してた最後の弾が不発弾で、本来ショットガンを使うステージだったが咄嗟にショットガンを捨てて、40S&W
口径の拳銃でPopper Targetが 倒れるまで的に向かって小走りに連射した。
次のステージに行く前にショットガンを拾い、移動しながら弾装に弾を込めた。
多分遮蔽物に隠れて装填して撃ち倒してもトータルの時間は変らなかったかも知れないが、初弾発射に時間がかかる事を考えると、やはり拳銃を抜いて正解だったと思う。
初弾発射は牽制、威嚇、優位性の確保と、重要な要素が詰まっていて、撃つと決めたらとにかく早く初弾を発射した方がいい。
もちろん的に当たらなかったとしても、 『絶対撃ってはいけないモノ』にも当ててはいけないので、当然状況を見極めなきゃいけない訳だから、判断力の速さも要求される。
もちろん早ければ早いほどいい。
要は間違いを引き当てなければいい。
中にはナイフで切りかかった訓練生もいたが、これはこれで正解。
続く
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