【グッドモーニング、ベトナム】

監督
バリー・レヴィンソン
脚本
ミッチ・マーコウィッツ
出演者
ロビン・ウィリアムズ
フォレスト・ウィテカー
タング・タン・トラン
チンタラー・スカパット



【あらすじ】

1965年、酷暑のサイゴンに一人の男がやって来た。武器ももたない彼は、米軍放送のDJ、エイドリアン・クロンナウア。歯に衣着せぬマシンガントークで、たちまち戦場の兵士たちの心をつかむ。しかし目をむいて動転したのは軍の上層部。




【おばちゃんの独り言よ】

米軍放送ラジオ番組DJのユーモアある饒舌が戦場で米兵の心をつかむ  実在した人物をモデルにした作品   暑さと戦いに疲れ切った兵士たちに束の間の憩いを与える  ユーモアというよりほぼ下ネタで笑えるのか伝わりにくい  上層部に政見や秩序を問題視されても怯まない彼 ベトナム内でも交流を深めていく だが心底には家族や友人を殺害された敵国の兵士という事実  彼の交流も深刻な戦況に阻まれる  最後何を思うのか彼の饒舌さだけが耳に残る  彼の意図とは笑えないときこそ笑うその思考効果を考えさせられる  戦争映画を全く違う視点から描いた実話の作品