【アルゴ】

監督
ベン・アフレック
脚本
クリス・テリオ
出演者
ベン・アフレック
ブライアン・クランストン
アラン・アーキン
ジョン・グッドマン


【あらすじ】

1979年に起きたイラン米国大使館人質事件の裏側をベン・アフレックが監督・主演で映画化。
イランで暴動が起き、米国大使館が占拠される。52人の職員が人質に取られる中、6人がカナダ大使の私邸に逃げ込む。人質奪還の専門家トニーは、6人をカナダ人映画スタッフに偽装させて国外脱出を図る“ハリウッド作戦”を思いつき飛行機で出国しようとするのだが。



【おばちゃんの独り言よ】

CIAがハリウッドと架空の映画撮影で救出作戦を決行するという驚きの逸話を描く  実話を元にした意表を突く奪還作戦  ベン・アフレックが寡黙に命懸けの任務を遂行する重厚な展開  混沌としたイランでの専門家として必要な冷静さと決断を求められる 作戦の中止命令がくだされたり飛行機が離陸するまで目が離せない 淡々と展開していくのも実話ならでは 中東独特の緊張感が走る ラストは国際間の救出を成し遂げた達成感を華々しく堪能  エンドロールには視界がにじむ  ふと北朝鮮から帰国された日本人の姿を思い出した  国境を越えた人命救出の重厚な作品