◆艮山(うしとらやま)へ登山して鶯の写真を撮って、捨てられた登山靴を見つけた

 

最近、ちゃんとした登山をしていなかったので、昨日、相方と相談して低山に登ってきました。井出町の大正池グリーンパーク(自然公園)の公園内に登山口があるので、そこから山頂へアタック。

 

 

ここらの山域には低山が沢山あって縦走できて楽しいです。今回は艮山に登って降りるだけです。特に綺麗な眺望があるわけでもなく淡々と歩くだけなんですが、楽しかったです。

 

 

 

季節的に鶯が沢山鳴いていますが、久しぶりに鶯の姿をカメラに収めました。

 

鶯は声は大きいのに臆病なもんだから、ほとんど姿を見せることはなく、藪の中とか葉の生い茂る木の中で鳴くので撮影するのも難しいです。この時も藪の中にある木の枝に留まってました。オートフォーカスだと、ピントがまわりの枝とか雑草なんかに合ってしまって苦労しましたが、なんとか数枚撮れました。それでも少しピンが甘かったです。マニュアルに切り替えている間に飛んで行ってしまいました。

 

ところで、町だと鶯のホーホケキョを至近距離で聞くことは、ほとんど無いでしょうけど、山の中ならすぐ近くで聞けることも時々あります。状況によりますが足音立てずにソーーっと近寄れば10メートル以内でさえずりを聞くこともできます。近くで聞けばかなり大きな声だし、鶯が鳴きだす瞬間の喉に空気が流れるような音まで聞こえます。まぁ、たいていは近づいている最中に気付かれて、「ケキョケキョケキョ・・・」と飛んで行ってしまいますが。こういうのも登山の醍醐味です。

 

 

 

そして、山頂から下山中に、ふと地面を見たら登山靴が片方だけ落ちてました。

 

え?え?え? 登山靴? なんで?

 

街中で靴が落ちていても何の不思議もありませんが、山の中では靴が無いとほとんど歩けません。すぐに怪我して行動不能になってしまいます。靴が片方落ちているということは、持ち主はどうやって下山したのか?たまたま予備靴みたなものを持っていたとか、それとも家から片方だけ持って来て捨てたのか?・・・よもや・・・ 

 

一応あたりを見回しましたが、何も見当たらなかったのでそのままにしておきましたが、山の中で常識的にはあり得ないようなものを見つけてしまうと少怖くなってしまいます。

 

とりあえず無事に下山。

 

 

 

 

◆モンキーで山吹(ヤマブキ)の写真を撮りにいく

 

帰宅してからモンキーで、桜の名所である玉川の河川敷に行きました。

 

モンキーは少しのスペースがあれば、どこでも停められます😊

バイクに目の届く範囲でカメラ持ってウロウロしていたのですが、モンキーを眺めている花見客が結構いました^^

もう、こんなミニサイズのバイクは、ほとんど走ってないから珍しいんでしょうね。

 

 

 

さて、ここへ来たのは桜ではなくて山吹です。

 

今でこそ桜の名所ですが、その昔(といっても遥か1300年くらい前)は山吹の名所でした。ちょうど今みたいに疫病が流行った時代に、政権を握っていた藤原氏が次々と死んでしまって、白羽の矢が立った橘諸兄(たちばなのもろえ)という政治家が政治の実権を握るようになり、山吹をこよなく愛していたらしく自分が拠点としていたこの井手町に山吹を植えたらしいです。お墓も近くにあって行ったことがあります。先日、しだれ桜で訪れた地蔵院の創始者でもあります。

 

 

玉川の河川敷に所々咲き誇っている山吹は1300年前の名残りですね。川の上流の方には山吹山という山もあります。

 

 

 

 

 

 

桜の名所は日本中にありますが、この玉川沿いがもう一度山吹の名所にならないかな~と密かに思っています。