少し前に、京都府の丹後にある漁師町「伊根(いね)」へ歩きに行って来ました。映画「男はつらいよ」、「釣りバカ日誌」にも登場する風情のある海沿いの町です。
何年か前に、自転車で最北端を目指し、途中で立ち寄ろうとした場所なんですが、膝が痛くなって撤退。自転車を輪行袋に入れて鉄道で帰って来たことがありました。
それから年数が経って、今度はバイクでツーリングしようと思ったのですが未だに行けていません。それで今回、相方に提案してウォーキングに伊根町まで行って来ました。車で楽々でした。
車は近くの道の駅「舟屋の里伊根」に停めます。この道の駅には展望台があって、舟屋の里を一望できます。
山の急斜面と海の間にズラーッと、家が横一列に立ち並んでいますね。なかなか凄い景色です。
この町の歴史は古く、平安時代には「伊禰庄(いねのしょう)」と記されています。江戸時代になり名が広く知れ渡ったようです。
車を停めたら、歩いて街に降ります。直通階段があったのですが気が付かずに府道を歩いて町に出ました。
鳶とハクセキレイがお出迎えしてくれました。(?)
舟屋とは、漁船を収納できる建物のことです。建物の1階に海から直接乗り入れができる。
山もいいけど、海もいいですね。心が洗われるようです。(洗いきれないけど)
漁師で生計を立てておられる方はどれだけいるのでしょうか。観光業にも力を入れていますね。
海際に建っているいる舟屋はあくまで船を収容するためのもので、2階には資材など置くようです。そして通りを挟んで向かい側が母屋で、舟屋と母屋でワンセットになっているみたいです。
舟屋を住居としておられる家もあるようでした。
舟屋を無料開放している家もあり、自由に見学できます。
↑設定をミスりました。
町内には平坦な土地が無いせいか、寺社仏閣は全て山の上にありました。
階段を登って行くことになります。暑いからやめときましたけど。
撮影に使われた場所もありますが、どこだったのか・・・ 見逃してしまいました。それと江戸時代から続く舟屋もあるようですが、それもどれなのか・・・ ま、 歩きが最大の目的で観光は二の次なので( ˊᵕˋ ;)
最後は舟屋と関係ないですが、サルスベリがあまりに綺麗だったので(しかも沢山あった)1枚撮っておきました。
海も山も身近にある魅力的な町でした。海風も気持ち良くて楽しめました。