◆スマホカメラの進化とデジカメ

 

昨今のスマホカメラの進化は著しいです。機種変更する度にカメラ性能が大幅にアップしていることにいつも驚きます。

 

広角で撮るなら、コンデジとかデジタル一眼と比べても遜色ない写真が撮れるように思います。ですが、望遠やマクロ撮影、ボカし撮影となると、まだまだ無理ですね。スマホ用の望遠レンズやマクロレンズもあるし、背景ボカし機能もあるので、それなりに楽しめるのですが、拘って写真を撮るなら全然だめ。

 

 

◆オリンパス OM-D E-M5 Mark III

 

今回、導入したのは、

オリンパスのOM-D E-M5 Mark IIIというカメラです。

 

 

オリンパスがカメラ事業を撤退したのは記憶に新しいですが、OMデジタルソリューションズという会社に映像事業を譲渡して、その会社がオリンパスのブランドを引き継いでカメラを作ってます。いつまでオリンパスの名称を使うのか知りませんけど。

 

 

オリンパスは小さめのイメージセンサーを開発して(パナと共同開発)機種に搭載していることで有名です。(イメージセンサー・・・レンズを通してカメラ本体に入って来た光を電気信号に変える電子部品。もちろんスマホにもイメージセンサーが入ってます。さらにちっさいやつが。)

 

入門用のミラーレスですが、パソコンやスマホの画面で鑑賞する分には必要十分な性能です。

 

 

 

センサーが小さいので、全体的に小さくて軽いシステム構成にできる。

 

 

 

イメージセンサーが大きいフルサイズであるニコンの一眼レフと比べると全然違います。そもそもレフ機は(レフ・・・反射の意)光を反射させるミラーが入っているので当然大きくなるのですが。ミラーレスはその名の通り、反射板であるミラーが無いので、その分だけ本体がコンパクトです。

 

 

 

ちなみにレフ機のファインダーを覗くと、レンズの先にある風景が見えるのは、ミラーに反射した映像を見ているのです。ミラーレスは電子ビューファインダーという小さいモニターが入ってます。

 

 

 

同価格帯でニコン、フジ、キャノンとも迷いましたが、使用目的、取り回し、強烈な手ブレ補正もあるし、トータルで考えてオリンパスにしました。フォルムもかっこいいし。

 

 

 

近所で試し撮りしてきました。JPEGで撮ってブログ用にリサイズしました。

 

 

 

 

 

このセンサーは写真の縦横比が4:3の比率になります。

 

 

 

この竹やぶの奥部分を切り取ってみると、

 

 

これだけ写ってたら十分です。ボカし写真はフルサイズに劣るようですが(と言ってもほんの少しだけの差ですが)、そういう写真を撮って楽しむならニコンを持ち出して、登山に持って出かけるならオリンパスが活躍してくれそうです。