桜が散れば、次はツツジとか藤の花が咲きますね。藤は山に自生しているものも沢山ありますが、ほとんどは上の方にあって撮りにくいし、群生しているのも少ないです。
藤はやっぱり藤棚で見るのが一番綺麗かなと思います。そこで先日、午前中に休みをもらって見頃を迎えた宇治平等院の藤棚を見に行ってきました。
朝8時半に開門なので、少し前にちはやふる宇治へ。
澄み渡る春の空。こういう日に休みを取ると何倍も得した気分になりますね。(午後から出勤しますけども)
平日でしたが、そこそこカメラマンがいました。観光地として有名なだけはありますね。
この日の藤はおよそ70㎝~100㎝程度で、見頃としては一番良かったと思います。
青空に紫の藤。見ごたえがありますね。
藤の花は万葉集にも登場し、古くから日本人に愛されている花です。
今回、写真が結構明るくてちらほら白飛びが目立つ写真もあります。一応、画像データのグラフを見てチェックしながら撮ってたんですけど。最近までずっとMモード(全てマニュアル)で撮っていたのですが、Aモード(絞り固定)を使うようになって露出補正の設定をミスったようです。
白飛びが嫌なので、いつも暗めに撮ってソフトで補正する手法を撮っているのですが、今回は撮ったままで白飛び部分もありますが、よほど酷くなければ躊躇せずにアップしました。見苦しい部分はご了承ください。
鳳凰堂を背景に撮ってみました。やはりこのアングルが一番人気がありますね。カメラマンもこの場所に集中していました。あまり密にならないように少し離れて、場所が空いたらサッと入って撮って退散。この繰り返しでした。割と皆さんマナーが良かったですよ。
藤と鳳凰堂の比率はどのくらいがいいのか考えながら撮ります。
もう少し鳳凰堂をボカして撮ってみたかったんですが、あまり自由に動き回れないし、同じ場所に居座るのも気を使うし、人気のある場所の撮影では、ある程度の妥協は大切かと思います。
いい具合にボケました。
鳳凰堂が屋根だけになってしまいました笑
座って藤を下から見上げると、日光でキラキラと輝いて綺麗です。中に入って鑑賞してみたいですね。(立入禁止です)
これは、ちょっと白飛びが目立ちます。
鳳凰堂とセットで藤棚を撮るのが定番で写真映えしますが、平等院には敷地の外にも藤棚があって、そちらも結構大きくて見応えがあります。藤だけを見て楽しむなら、中に入らなくても楽しめます。
迫力のある藤棚で満足でした。次は真夏の百日紅を撮りに来ようかなと思います。