組み立てが全然進みませんが・・・

 

相方のロードFUJI ROUBAIX3.0から、クロモリVIVALOへのコンポーネント(パーツ)移植中です。

FD(フロントディレーラー・変速機)を移植します。

 

移植というか仮付けならほんの数分で済むはずでした。

 

 

が、

 

よく考えたら、シートチューブの太さ(直径)が違いました (*ノε`*)アチャー

 

 

FUJIは31.8ミリ

 

 

 VIVALOは28.6ミリ

 

 

そのままだと、大きい隙間があるのでガバガバ。

この径の差を解消するシムが市販で売っています。

 

 

でも、今回はシムを自作してみたいと思います!!

(会社の設備を借りて(*^.^*))

 

材料は会社に転がっていた(転がしていた?)ガラス繊維のFRP素材。

(FRP・・・強化プラスチック。繊維に樹脂を染み込ませて固めた材料。)

ちょうどサイコロ型の材料があったので、それを使います。強度は十分です。

 

 

 

まずは、2Dのキャドで加工物と加工刃物の位置関係など決定。

 

 

 

 

それを元に、パソコンのメモ帳(ワードパッド)でプログラム作成。

 

 

 

それをUSB経由で3軸マシニングセンターに入力。

 

 

 

あとは加工。機械壊さないように気を付けて!

 

 

 

加工が終わったら、不要部分を切断機で切り落として、輪っかが出来ました。

 

 

 

これを二つに切断して、シルバーとクリアで塗装。

完成しました。

 

 

専門的な作り方ですが、技術的なことは数十年前くらいにやっていたようなものです。昨今のややこしい最新の設備はよく知りません ( ̄▽ ̄;)

 

 

とりあえず、作ったシムは必要以上に高精度です(゚ー゚*d)

 

 

 

 

もう、ピッタリ。

 

 

 

無事にディレーラーが付きました。

 

 

 

たかがFD付けるだけで、こんな事やってるからいつまで経っても、組み立てが終わりません(泣)

 

自転車乗る気あんのか?

( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \