そろそろロードにもガッツリ乗りたくなっているのですが、残念ながら両方同時には乗れません(笑)それに走りたい林道がまだあるので、まだ満足感が得られません。それに春以降はあまり山に入らないようにしたいので今のうちに思う存分MTBに乗ります。

今日も9時前に出発して、先週ブロ友さんと走った林道とは反対側にある大正池~万灯呂山(まどろやま)の林道を走ります。林道は東西に走っており、北コースと南コースがあります。今回は途中まで南コース。そして二つを繋ぐ林道を通って北コースへ出て万灯呂山に抜ける予定です。

まずは、本格的な登りに入る前に上着を脱ぎます。
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そして府道321号線をエッチラオッチラとヒルクライムして標高を稼ぎます。
最近は諸事情で自転車通勤ができていません。年末くらいから。しかし、相方は毎日スピンバイクを回すというコソ練をやっているので(しかも筋トレも)、ちょっとヤバそうです^^;まだ抜かれませんけどね。


登りはMTBを始めた頃よりは、順調に登れるようになったかな?それでも結構時間が掛ってようやく分岐の所まで来ました。
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先週は、右へ行って有王山(ありおうやま)を越えましたが、今回は左の川を渡ります。ここからダート入りです。林道に入る準備として、
・タイヤのエアを抜いて空気圧を低めに設定
・自転車に鈴を付ける
・サングラスから透明レンズのメガネに付け替える
の3点を行います。タイヤの空気圧は2.5~4.5barなので登りは高めの3.8~4.5くらいです。ダートは3.0くらいにしています。下げ過ぎるとリム打ちパンクも心配なので、このくらいにしておけば結構乗り心地が良いです。


林道に入ると、しばらく登ります。相方はダートのヒルクライムに慣れていないので、少々苦戦してました。
「空気圧低いから滑りやすくなってるんかな~?」
「違うよ。路面が石だらけでグリップし難いだけ。」
ここのダートは整備されたダブルトラックで初心者向けなのですが、小さい石ころが沢山あるのでハンドルを取られやすいし、トラクションが掛りにくいです。繊細なペダリングと体重移動が必要です。こういう状態でのヒルクライムは少し辛いですね。そこそこ距離もあるし。


しかし、どうにか峠に着きました。
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(※本人の言葉とは無関係です)

ここは片腹山という山らしいです。ようやく下りでホッとします。この南側の林道はずっと走りやすいダートが続いて、途中から舗装道路に変わります。そして、万灯呂山の展望台付近に出るのですが、今回は北側の林道に出たいので途中で右折しないといけません。


右に入れる林道があるはずなので探しながら走っていたら、大焼山(おおやきやま)という手書き看板のある道を見つけました。目印としては林道の入り口から上を見上げると、電線が見えるはずで、見上げてみたら一応電線が見えたんですが、ちょっと位置が違うような気もします。しかし方角は合っているので進めば目的の林道に合流出来るはず。という予測のもと右折して進んで行きます。

しかし、ここがまた荒れた道でしかも勾配が強いです。何度もバイクが走ったのか、路面がも削れているのでまともに漕げません。自転車から降りて延々と押して上がることにしました。
「もう、ほとんど登山や・・・」と相方。
「ホンマやな。でもそれほど距離は長くないはず。」
と、思っていたらついに!



倒木が!!!
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                     (※本人の言葉とは無関係です)


もう倒木など見慣れました。とりあえず担いで超えられるかということと、先の道はどうなのか。ということで徒歩で偵察に行ってみたら、ずっと先の方まで倒木だらけでした。これはやむなしといういうことで、引き返します。下りも慎重に。


もとの林道に出て、また万灯呂山に向けて走りだしますが、
「どうもさっきの大焼山林道は違うような気が・・・」
という気がして、もう少し先に右に曲がれる林道があるのではないかと思いながら走っていたら、ビンゴでした。
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細いシングルトラックの道がありました。
「あぁ!この道だ!」
上を見上げたら真上に電線が見えました。これに間違いありません。細い林道がずっと下ってます。上着を着こんで、林道に入って行きます。しかし、ここはガレガレの道で大き目の石がゴロゴロしているのと、地面からも岩の頭がそこらじゅう顔を出しています。とにかく慎重に慎重に。ゆっくりゆっくりと下って行きます。ヤバそうなら早めに足をついて転倒しないように気をつけます。距離は短いはずですが、速度が遅いので結構長く走りました。



そして、ようやく目的とする北側の林道に合流です。
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左側の細い林道から降りて来ました。右側の奥が進行方向です。ここからは道幅も広く走りやすくなります。以前に走ったことがある道です。ここはバイクもハイカーもいる確率が大きいので、ブラインドコーナーなどは特に気を付けます。バイクのエンジン音も聞き逃さないようにしないとね。


この林道も結構長いので、なかなか走り応えがありますが、順調に走り切って万灯呂山の中腹くらいに出てきました。
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通行止めの看板のところから出て来ました。なるほど。どうりでバイクも来ないしハイカーにも合わなかったわけですね。しかし、我々が走って来た道には通行止めの標識も倒木も無く走って来れました(大焼山への寄り道は別として)。おそらくずっと北側の林道を走っていたら通行止め区間があったのでしょう。


今日は結構長い区間を走ったので満足です。このまま帰宅して昼前でちょうど良い時間でした。