連休は明日の6日までですが、自転車で遊んだのは(遊べるのは)昨日の4日で最後です。そろそろ現実に戻らないといけませんね。
昨日4日は年末年始の連休の中で一番天気が良かったと思います。朝から少し長い距離を走ろうかと思ってましたが、僕の体調が万全ではなかったので、朝から少しだけにしておきました。
今日は城陽市井出町にある、橘諸兄公旧跡と弥勒石仏そして井出城跡を訪れてみます。いずれも、ロードバイクのヒルクライムコースで有名な大正池(府道321)の近くにあります。
少し山の中にあるので、最後の数百メートルくらいが未舗装です。
案内もあるので、すぐに見つけることができます。

ここから徒歩で階段を上がって行きます。

綺麗に整備された場所でした。橘諸兄(たちばなもろえ)という方は要するに、奈良時代の政治家です。

一旦、山を降りて、今度は弥勒石仏を見に行きます。すぐ近くにあります。
またすぐ山に入って1キロ程度漕いで登って行くと、辿りつくのですがこれがまた激坂で、必殺の「押し」を発動しました^^

あ~ しんどかった。

ここで自転車を置いて、徒歩で数十メートル登山します。上に見える大きい岩がそれです。

登ってみたらこんな風になってました。わかりにくいですが、岩肌に仏様の姿が彫られてます。

風化してわかりにくくなってます。写真ではほとんどわからないですね。

最初に訪れた橘諸兄さんの館の建立時に鬼門除けとして、刻まれたらしいです。また戦乱の世に疲れた民衆たちが、心のよりどころとして作ったとの言い伝えもあるようです。1300年も前に誰かが岩に刻んだものを見るというのは、何だか感慨深いものがありますね。
自転車のところに戻って、更に山をヒルクライムして行くと井出城跡があるはずなので行ってみます。日本にはなんと2万5千箇所もの城跡(現存含めて)があるらしいです。
しかし、痛恨の倒木ならぬ倒竹で行く手を阻まれました。

多少の倒木などは自転車を担いでクリアすればいいのですが、歩いて先の様子を見に行ってみたら、凄い数の倒竹で、もはや徒歩でもきついです。おそらく台風などで荒れたものの、今や見物に行く人もいないので放ったらかしなのでしょう。仕方なく断念して帰宅します。
帰宅コースの舗装林道で、興味深い未舗装の下り道があったので、激坂を下ってみたら、これがまた倒竹だらけで、延々と自転車を押して激坂を引き返したりとハプニングもあったのですが、それはそれで楽しかったです。