昨日アップした記事よりも前の話ですが、今履かせているコスミックエリートのハブをメンテしました。前後ともハブを分解して、ベアリングに注油します。
フロントの写真はありませんが、シールドベアリングのシールを剥がして注油、またシールを付けて元にもどします。ちなみにシールを付けなければ回転抵抗が減らせますが、水が侵入した場合あっと言う間にベアリングがイカれます。回転抵抗っていっても微小なものでしょうけど。
ハブの両側のロックナットを締め付け過ぎると抵抗が大きくなりますが、ガタが出やすくなります。しっかり締めこむと回りが渋くなる。出荷状態では結構渋めに組んであるようですね。何度か微調整してできるだけ軽く回るように組んでおきました。
リアもラチェット部を分解して清掃と注油します。

これで少々軽くなっているはずですが、これで昨日の昼にライドに出かけました。
微妙に軽くなったような気がするんですが、それは風向きによるものなのか・・・(笑)
いつも思うんですが、ホイールの転がり性能なんてブランド、グレードでどれほど差があるんでしょうかね。ハブの構造なんてほとんど似たり寄ったり。ハブ自体を軽量化しても転がるのとは別問題。フレームの重さと乗ってる人の体重も、それに路面の振動も全てベアリングが受けているわけで、それによる金属変形をキチンと処理してるのはGOKISOハブ以外に無い。GOKISOはベアリングを二重にして剛性を上げているし、しかも内部にダンパーの役割を持たせて振動を逃がして変形を抑える構造にするという、かなり理に適っている。まるで製造業現場での改善事例を見ているようです。逆にこの考え方を製造現場で応用できそうですけどね(笑)
というわけで、自分的にはホイールはブランドと軽量化にこだわりがなければ安いもので十分。何ならベアリングをGOKISOに入っているのと同じメーカーのNTNに入れ打ち替えておけばいいし。

GOKISOハブを使用した重量1800g台のホイールのセットが33万円台らしいです。しかも近藤機械はしっかりと特許取ってるので、他メーカーもこの機構はしばらくは真似できないし。ヘ(´-`;)ヘイランワ
いくら理に適ったハブでも、この金額なら要らないな。これならFUJIのSL買うか、オートバイの方のバイクにつぎ込んだ方が楽しいです。
結論としては、今使ってるホイールがRS-21とコスミックエリートですが、次期ホイールもRS‐010か21で決まりかな~。
と言いつつも、やっぱりカンパのボラワンとか買ってるかもわかりません(笑)