昨日、自転車のヒルクライムコースとしてはトップクラスの人気を誇る乗鞍スカイラインに行ってきました。
朝5時半に出発。9時に飛騨高山に着。

相方は一緒に来ましたが走りません。駐車場(空き地)で漫画を読むらしい(笑)
京都と比べると、高山は涼しい。快適です。

相変わらずサンバイザー好きの相方。もうすぐダースベーダーになるに違いない。ジェダイの敵だ!
スタート地点の平湯峠。スカイラインのゲート前の空き地でデポ。

ボトルを忘れたのでペットボトルを持って登坂します。ここで既に標高は1600。頂上は2700メートルなので約14キロで1100アップです。ゲートのおじさんに「熊に気を付けて!」と送り出してもらってスタートします。
序盤は勾配が強いのでかなりしんどいです。しかも登坂中にハンドルがまっすぐじゃないことに気付きました。どうりで違和感が。ステムの締め付けが甘かったようです。勾配の緩い箇所が無いので、止まらずにとりあえずそのままの状態で登り続けます。

3キロ地点の休憩所に着いたころには早くもバテぎみ。ハンドルをまっすぐにしてステムを締め付けます。
風が冷たくて涼しいのですが、坂を登るとなるとやはり暑い。バックパックを背負ったのは失敗でした。

スタートから8キロくらいまで、写真以外は休憩を取らずに漕いできましたが、もう限界。少し休憩して腹ごしらえします。( ' p ' )ハラヘッター

ここから少し進むと、もう森林限界を超えまして、まるで線を引いたかのように木々が無くなって高山植物に変わります。その景色は圧巻ですが、それと同時に酸素が薄くなっていることを体でハッキリと体感できます。
少し漕いだらすぐに息切れ。全身の筋肉がダルい感じ。そのうちに軽い頭痛もしてきました。
ここんとこ、乗れていないので余計に弱さが露呈しまして、かなりきつかったです。
標高2500メートル超えたあたりからはペースは激落ち。ちょっと漕いでは止まって休憩。オマケに蛇行運転・・・トレーニングをナマケていた結果です。
しかし、ここまで来ると、目の前に広がる絶景にテンションは急上昇です!
(゚∀゚三゚∀゚三゚∀゚)スゲ~!

相変わらず凄い迫力です。しかしここまで来るとかなり寒い。

時々大きな雲の塊が道を横切っていきます。もう別世界です。


きつかったけど、なんとか頂上に辿り着きました。もうクタクタだ~。

山小屋の方には行かず、長野県側のエコーラインを少しだけ見に行きました。


長野側の方が景色がいいかもわかりませんね。下ってみたかったのですが、時間と体力的にやめときました^^;
下ったら、また登らないといけませんからね(笑)
サイクルコンピューターでゲートから14~15kmくらいの距離でした。序盤は激坂、後半は酸素不足できつかったですが、自分の足で漕いだからこそ絶景がより美しいし、しかも頂上に着いた時の安堵感と達成感の混じったような気分が凄く心地よい。これは車やバイクでは決して味わうことができません。これだから自転車趣味はやめられない。
景色に癒されて休憩した後は、来た道を下ります。
下りを開始すると。ついさっきまで快晴だった空が濃い霧(というか厚い雲に覆われた?)で先がまったく見えません。ゆっくり慎重に下ってきて、森林限界あたりまで来ると少し晴れてきて、遠くの山を見ると、雲海が見えました。思わず一人で叫んでしまいましたが、乗鞍はこんな景色も見えるんですね。凄いです。写真に撮ろうかと思いましたが、写真にするとそれほど綺麗にも見えないんですよね。
2時間掛かって登っても、下りは30分もかかりません。なんだかもったいないような気分ですが、また来年ですね。今度はもう少し鍛えてから挑戦します。
今回、動画には撮りませんでしたが、前回登った時の動画を貼っておきます、動画の方が絶景感が伝わりますね↓