R25を納車した日から気になっていたのが、サスが柔らかくて段差でボヨンボヨン・・・と跳ねることです。
とりあえず、納車の状態で一年くらい乗って、車体を思い通りに操れるようになってからプリロードでセッティングしてみようと思ってました。
で、ほぼ丸一年で10000キロ超えたので調整してみました。
まずは、バイクのリアをメンテナンススタンドで浮かせて、チェーンガードを外します。

リアサスの下部にある引っ掛けを回してやれば、調整できます。時計回りに回すと、サスペンションが縮むので固くなり、反時計ならサスが伸びる方向になるので柔らかくなるというわけですね。
納車状態では、柔らか目の設定になっていたようです。今回、固くしたいので時計回りに回してみます。車載工具で回せるのですが、これがかなり固いです。相当力を入れて、1ノッチ回せました。更に1ノッチ回そうとしたら、工具の引っ掛けが外れて、勢い余ってバイクのフレームで左腕を強打 (≧ 0 ≦C ))⌒☆イテッ! 少々負傷しました^^;
純正の工具だと、どうも引っ掛けが甘く外れやすいので、同じような形をした自転車用の工具で代用しました。

上が車載工具。下が自転車用(スクエアタイプのBBを回す工具です)。
これでなんとか2ノッチ回して、プリロードの最弱~最強の真ん中あたり(少し弱め)に調整できました。
これで、いつもの峠に走りに出かけてみましょう。
まず、跨った瞬間にシートの沈み込みが全然違います。あまり沈まなくなりました。もともと足つきが良過ぎたので、このくらいの方が良いです。それでも踵まで付きます。それと、リアが少し浮いた分、前傾が気持ちだけ強くなりました。微妙な感じですが。その分フロント荷重が強くなるのかな。
走ってみた感じはアクセルを開けた瞬間が結構ピーキーになりました。サスが沈み込む込むことで、トルクが吸収されていたのが、固くなったことでダイレクトに進行方向にトルクがかかるようになったのでしょうね。特に下りのワインディングでいつも通りのアクセルワークを行うと、アウト側に膨らみそうになりました。ただ、それほどガンガン攻める走りはしないので、コーナーリングは今までとそんなに変わらない印象です。

あと、振動はかなり拾います。当たり前ですが。乗り心地が悪いといえば悪いですが、ロードバイク乗りからすれば全然平気です。自転車なんてバイクと比べるとカッチカチの乗り物ですから。むしろ、固い目の方が気持ち良いですね。
自分の場合は、体重がかなり軽い方なので、あまりプリロードを固くするとサスが伸び切ってしまって、悪影響が出ないかと少々心配でしたが、今の乗り方なら問題なさそうです。