色々手こずったものの、なんとかピストンを外せたので、フライホイールのカバーを開けて、フライホイールを外して、ジェネレーターを外します。
イメージ 1
フライホイール側のカバーはもともと欠品してました。

フライホイールの固定ボルトを回すと、クランクが回ってしまうので、回り止めをしないといけません。でも、専用工具は持ってないので結構悩みました。

そして、昔、車のフライホイールを外した時に、自作した回り止めの工具を思い出して、引っ張り出してきました。
イメージ 2
イメージ 3
ピッチ幅が変えられるように複数の穴をあけてありまして、四角穴もあけてあるので、スピンナーを差し込むことも可能です。ただ、ボルトが曲がってますが、フライホイールの固定ナットが相当固着していたので、格闘して曲がってしまったのです。ナットは無事に外せたんですが、この工具のボルトは放置したままです。

こいつをナンとか利用できないかと考えて、こんな風にセットしました。
イメージ 4
コンロッドの穴にマイナスドライバーを入れてあります。これでしっかり回り止めになっています。


固定ボルトが固着しているであろうという予測で、スピンナーハンドルにディープソケットを付けて準備万端。
イメージ 5

そして、

いざ!

回してみたら、手で外れました(笑)ナットもフライホイールも。
イメージ 6
前のオーナーかそれ以前のオーナーが外して、仮組みたいな感じで組んでおいたんでしょうね~。回り止めは必要ありませんでした(笑)


ともかく、無事に外れたのでジェネレーターが出てきました。
イメージ 7
皿ビスと配線を一部外せば、ジェネレーターが取れました。
イメージ 8
配線が複数本出てますが、ピックアップ用の線は見てわかりました。あとは灯火類、コンデンサー用なのかな。ネット上で配線図を探して調べてみようと思います。


ジェネレーターを外したら、ここでようやくカムチェーンも外せました。かわいい。
イメージ 9

クランクシャフトベアリングはスムーズだと思います。ゴリゴリもないし。
イメージ 10

そうすると今度は、反対側のクラッチカバーを外します。
イメージ 11

8本のボルトを外します。
イメージ 12
このカバーがやはり固着していて、ゴムハンマーで叩きまくったのですが、誤って自分の指を思い切り叩いてしまい、負傷しました(T T) ゴムハンマーで軍手もしていたので骨は異常ないと思いますが少し赤く腫れてます。これも整備あるあるですね。


苦戦しましたが、カバーが開きました。
イメージ 13

あけた瞬間にクラッチの部品がボロボロと出てきまして、どう付いていたのか見ていません(泣)まぁ、ネットで調べたらわかると思いますが。それと、フライホイールとジェネレーターを外していた時だと思いますが、気付いたら小さいOリングが落ちてまして、これまたどこに付いていたのやら・・・
別にこのエンジンを積んで走る予定もないので、問題ないんですが、本当なら整備ではあってはならないミスですね。本気でオーバーホールなどする時は、ちゃんとした環境でやるのが望ましいですね。あぁ~、ガレージが欲しい~。