●とにかく寒い!畳平
乗鞍岳との死闘の末、見事に撃破した(いや、された)二人のポタリストは山頂の畳平(たたみだいら)にたどり着きました( ̄▽ ̄;)
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すばらしい景色ですね。スタート地点とはまるで別世界です。同じ道をたった12キロ走ってきただけとは思えません。

薄手のレインジャケットに凍えながら、温かいうどんでも食べようとさっそうと食堂へ。
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売り切れとんのかい!観光客とかローディが次々やってきては、「え~!」とか言ってました。まだ昼過ぎなのにネ。

仕方ないので、相方がおやきを買いにいきました。


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            ※画像はイメージ(写真撮り忘れ^^;)

椅子に腰掛けていても深く呼吸しないと頭がボーッとしてきます。少しホッコリしたらもう下山しましょう。


●絶景のダウンヒル
しばらくして外へ出ると、空は更に荒れ模様で冷たい風が吹いていました。もっときっちり防寒対策をした方が良いかもわかりませんね。

下り始めると、ほとんど暴風のように風が吹いています。
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ゆっくりと下っていきましょう。



山から見下ろす景色も最高ですな~。
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下りでどんどん標高が下がってくると、気温はすぐに上昇して風は止んで、森林が出現してきます。ほんの数分の間にこれだけの変化を味わうのはなんとも不思議な気分です。途中で暑くなってレインジャケットを脱ぎました。相方はまだ寒いとずっと着たままです。


下りはバスに道を塞がれることもなく快適でした。それと下りも小熊に遭遇しました。
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このあたりで生活しているんでしょうね。近寄ると逃げますが。


登りで寄った休憩場所で二度目のトイレ休憩。
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誰もいませんでした。
トイレを済ませて、出発しようとしていたその時、相方が、
「危ない!蜂っ!」





え?






うぉぉ~! ハ、ハチがぁぁぁぁ!
自転車バカ一代危うし!ビィンディングシューズのまま、逃げまくる!追って来る蜂!捲くられる!
駐車場を逃げ回っていたら、大笑いする相方。


助けにこんかい!


と言ったら、


「こっちが刺されるやんか」


ともっともな答え。
誰もいなくて良かった(^。^;) ホッ



ここからゲートまでは3キロ。下りだとすぐです。順調に下りきって無事に下山しました。
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●エピローグ
今まで走ったコースの中では一番楽しかったです。やはりこの乗鞍は自転車で登ってこそ感動が味わえますね。標高が高くなるにつれて変化する景色、空気、雰囲気、風など、めまぐるしく変化する環境を五感で感じとることができます。山頂を包む濃い霧や風で葉がこすれる音、全てに好奇心を覚え、灰色の脳細胞が刺激されるのです(←名探偵ポアロ風に)

生身の体を自然の中にさらけ出して、自分の力だけで漕ぎつづけて頂上に辿りつく。
それはまさに五感と内臓と筋肉、体中の全てが限界までフル稼働している!そんな感覚になりました。やはり自転車の醍醐味ですね。

さて、乗鞍スカイラインは概ね5月15日から10月31日までが通行できるようなので、都合がつけば今年中にもう一度登りたいと思います。長野側のエコーラインにも下りてみたいですが、お金と時間が無いと無理ですね。

とにかく楽しい一日でした^^


で、次登る時はカーボンにしようかな~(笑)

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