昨日、1年ぶりに一人イベントの、灼熱のビワイチ2014を開催しようと、決意して出かけたものの、出発直後のパンクと、寄り道の際に道に迷ったりなど、時間的制約も加味して結局、湖北水鳥ステーションまでの往復となりました。
湖北の美しい景色を目前にして、一周せずにひき帰すことに。
●出発
5時に出発して直後のコンビニでフロントが突然パンクして、まだそんなに使っていないチューブレスタイヤが没(泣)いきなり出鼻をくじかれた。チューブを突っ込んで修復したものの、まだ家から近いし、一旦戻って空気圧を適正にしてから再出発。いきなり一時間半のロス。
●心拍計のインプレ
今回のライドは先日買った心拍計MioAlpha(ミオ・アルファ)のデビュー戦。買ってから、最大心拍数を測る暇もなく、仮のAT値(有酸素運動から無酸素運動に切り替わる境目。最大心拍数の80~85%と言われる)を140と決め、そこを超えないようにペースを管理。
他の心拍計は使ったことが無いけれど、このMioAlphaはかなり良いのではないかと思う。心臓の鼓動にすぐに反応する。腕時計型にありがちな、心拍が上がっているはずなのに、数値が上がらないということは全く無い。数値の精度はともかく、実際の心拍にかなり密に呼応する。

このペース管理はかなり良かった。登りとか向かい風で心拍が上昇してきたら、ギヤを換え、ケイデンスを調整したり、速度を落としたりして心拍中心の管理をすることでヘタる感じがしない。スタートの唐橋~近江八幡のコンビニまで、休憩なしで28~30km/hで巡航できた。自分にしては上出来。どうしてもっと早く導入しなかったのか。



●ペースが落ちながら走行続行
近江八幡のコンビニで休憩後、再出発したらどうしたことか、太腿の付け根あたりが辛くてペースが劇落ちになった。他の筋肉と体力は全然大丈夫なのに太腿の付け根だけが辛くてしょうがない。やはりオーバーペースだったか・・・
そもそもAT値も正確に測定した数値から算出したわけではなく、適当に決めただけ。とりあえず足が回らないので、彦根までの1キロごとに現れるコンビニごとに休憩を繰り返して20km/hペースで回復に努める。

●寝物語りの里を目指すが・・・
15kmくらいの距離をスローペースで走行して足は回復。でも無理しないよう
に巡航速度を落として走行を継続。
今回のライドの中で訪れたい場所があって、米原から岐阜へ向かう県境にある寝物語の里へ行きたかった。昔、美濃と近江の国境にあたる場所で国境の標柱が建っている。ところが、準備不足で道に迷い、地元の人に尋ねるもたどり着けず断念。今回一番の心残りだった。いつか必ず自転車で訪れる!


寝物語りの里は断念したものの、長浜の町並みは良かった。風情のある落ち着ける場所だった。自転車の醍醐味の一つはこういう知らない土地に訪れることであると思う。車だったらすぐに通り過ぎてしまうけれども、自転車は程よいスピードで色んな音や、風、景色などを堪能しながら走行できる。そして気になるものがあれば、すぐにその場所で気軽に止まることもできて、好奇心の赴くままに行動できる。しかも足の辛さや、息が荒くなっても自分に打ち勝って、自力でその場所へ行った達成感が更に喜びを倍増させてくれる。
●湖北の手前まで
道に迷ったことと、長浜でポタリングをしたことで更に時間を大幅にロス。キリの良い湖北水鳥ステーションまで行って引き返すことにした。予定通りのコースでビワイチを達成していれば距離は270~280kmで最高自走距離の更新になったのだが、結局帰ったら230kmで終了。不完全燃焼で終わったものの、まぁ、こういう時もある。次はいつロングに出られるかわからないけれども、体調を整えて、ローラーに励むとしよう。