(※この記事は5月31日の走行記事です)
●天川村へ
 五條に車を停めて天川村に行く?」
「五条?天川村に行くのに逆方向の京都市内まで行くん?」
「京都の五条ちゃうで!奈良の五條市や!」
「京都人が五条と言ったら、普通は京都市内でしょうが!」
「オレの中では奈良県五條市の方がトレンドやねん!」

そもそも、梅雨入り前にもう一度ビワイチに行こうと計画を練っていたのだが、前日の滋賀県の予報で、滋賀県は風速7m北西の風。で・・・
あっさり計画変更。
直前まで迷って結局、去年ソロで自走した奈良県天川村に行くことにした。車で五條市まで行き、そこから天川を目指せば、ほとんどが山間部の走行でストレスが無い。

予定では朝5時半に出発して7時半には走り出すはずだったのが、相方の二度寝と、こっちの詰めの甘さから道に迷い、JR五条駅に着いたのが9時半。ほぼ10時に自転車で走り出すことになった。

●走行開始
まずは県道39で下市町を目指しそこから国道309にはいれば天川村まで一直線で行ける。

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下市のR309の交差点。
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ここの街並みは好き。
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下市から本格的に登りだしてすぐ大川コンニャクへ立ち寄ってコンニャクを食べた。絶品。
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次の目的地は黒滝村にある道の駅。道は広くて車も少なく、走りやすい。
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下市から14キロ。道の駅黒滝
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ソフトクリームをゲット。
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ここから天川村まで12キロ。ゆっくり喋りながら、淡々と走って、
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天川手前の長いトンネルを2本抜ければ、
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天川に着いた。二度目の訪問。
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●心癒される景色
村に唯一あるコンビニ(商店?)
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あまごが大量に売られていた。
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(※相方撮影)
ここからr53で西へ向かう。
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緩やかな下りでのんびりと気持ちがいい。景色は最高。京都にも魅力的な風景を楽しめる土地はたくさんあるが、やはり奈良県はレベルが違う。

一時間くらい走ってR168に合流して、去年通行止めだったr732へ向かう。この県道の前半は最悪だった。荒れ放題の狭い道に加えて左側は崖でガードレールが無い。落ちたら一大事。
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「石落ちてる~」
「穴ボコあるで~」
「狭くなってるよ~」
常に声で路面状況を後ろを走る相方に伝えながら、ゆっくりと下っていった。路面に神経を使いながら40分くらい走っただろうか。いい加減疲れた時にr733と合流してようやく普通の道に戻った。東富貴に出た。

●アクシデント発生
富貴に出て、それまでの崖っぷち走行で張り詰めた緊張感から解き放たれたように快適なダウンヒルが始まった。後から思えば必要以上に緊張感を開放してしまったのかもしれない。少し長めの下り直線に、その先には右90度コーナー、路面は少し荒れてデコボコだった。ブレーキングのタイミングを誤った。
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サイコンの表示は41キロ。奥に右カーブが迫っている↑

あ、オーバースピード。

40キロ越えるスピードでコーナーの進入目前まで迫ってしまった。
コーナーリングに備えてフレームを倒すのをギリギリまで粘り、できる限り減速した。もう限界。というところで、ブレーキレバーを緩めてコーナーリングに入った。よし、うまく抜けた!次の左コーナーに備えて姿勢を整えようとしていた時、後ろで相方の声と同時に・・・、
 
 
 
 

ガシャァァン!
ズシャー!


あっ!!

すぐ落車したとわかった。
すぐに引き返すと、ガードレールの目の前で相方がコケていた。
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すぐに体と自転車のチェック。腕に擦り傷ができていたが、幸い他に異常は無い。自転車も念入りにチェックして所々傷があるもののフレームに損傷は無い。落車した様子が後続の車から見えないので、後ろから来た車に手信号で知らせると親切にも止まって、車から降りて下さったが、大丈夫だということでお礼を言って行ってもらった。

どうやら相方は前を走る僕につられ、同じようにオーバースピードになり、ガードレールに突っ込む!と思って咄嗟にブレーキ、タイヤをロックさせてしまったようだ。(よく覚えていないとのこと)結果的には良いコケ方をしたのかもしれない。(※動画には転倒シーンは収録していませんのであしからず)

相方は昔から自転車でコケ慣れているせいか、精神的ダメージもなく、30分ほどチェックして、腕の擦り傷にはバンダナを巻いて走行は続行。そのまま火打まで下り、予定通りR24から五条駅まで戻った。
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神経を使う悪路で疲れた状況から一転して走りやすい道に出たことと、もうすぐゴールだという気の緩みがあったのかもしれない。山間部を多く走る場合は、集中力が落ちないように走行計画を練る必要もあると思った。

なにはともあれ、五条駅まで無事に(?)戻って終了。アクシデントはあったものの、それでも楽しかった。

●損傷チェック
駐車場で再度チェック。どうやら、ハンドル、サドル、ディレーラー、ペダル、相方の腕(脚も)で衝撃を受け止めたらしく、フレームには擦り傷すら無かった。ロード乗りとしては不幸中の幸いと言うべきか。
しかし、各部に傷が・・・ とくにペダルはアルテのカーボンに換えて今日が初乗り・・・

一応、各写真を。

※最後に相方の腕の衝撃画像がありますのでご注意を。
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まぁ、自転車の傷と汚れは勲章と言っておこう・・・(T T)


で、次はどこに走りに行こうか・・・^^;