今日も相方は走行キャンセルにつき、ソロライドを敢行した。

今日は久しぶりに少しマトモなヒルクライムをすることに決めた。しかし、依然として膝が心配。具合が悪くなったらすぐ引き返すことにして、先週に練習した膝に負担のかからない登り方で、登ってみることにした。

颯爽と出発して、すぐにちょっとした事件が・・・
コンビニで補給食を買ったあと、山に向かって調子良く走行中にいきなり、

カチャッ、カラカラカラッ・・・

と、嫌な音が・・・
明らかに何かがフレームから脱落して転がった音!

なんだ!?なにが!?
あっ!!

・・・・・。


カメラが無くなってるヽ(゚Д゚;)ノ!! 

急停止して振り向くと、いつも撮影に使っているアクションカメラが道に転がっていた。二台中、中国メーカーの方がフレームのマウントから落ちた。取り付けた時のネジの締めが甘かった。
半ば諦めモードで拾い上げて動作確認・・・・・・。

ピピピッ!

お!動いてる。無事に動作しているようだ。さすがアクションカメラ、派手に落ちても壊れない。まだ買って間がないのに壊したら一大事。良かった。


話を戻そう。

目的地は京都府綴喜郡井手町にある万灯呂山(まんどろやま)の山頂にある展望台。
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(京都府のHPより)

万燈呂山とも書く。正式名「大峯山(おおみねさん)」かつて雨乞いの儀式が行われた場所。人々が松明を持って登る様子が万燈呂に見えたということだが、万燈呂とはなに?

調べてみたら、祭りなどで使う大燈呂というのがあって、大きな灯篭(とうろう・・・昔使われていた証明器具)の山車ということらしい。青森のねぶた祭りで使われているのが栗田大燈呂(栗太神社の大燈呂)。そのような大燈呂に見えたことから、正式名でなく通称の万灯呂山という呼び名が定着しているということのようだ。

ともかく、標高も距離も短いこの山に登ることにした。痛めていた脚の調子を見るのに手頃な山だと思ったから。

夜景の名所であることから、昔、車で何度も展望台に訪れているので道は知っている。もちろん自転車では初めて。

距離は4キロほどで、勾配もそれほどたいしたことはない。普通にロングライドする人なら難なくクリアできるレベル。膝が痛み出さないか、少しの恐怖感と久しぶりの山登りからくるワクワク感で気持ち良く登れた。

やっぱりここ最近の練習の成果で、ダンシングの時にあまり膝に負担がかからないように漕ぐことができた。お陰で痛みは出なかった。しかし、違和感は多少ある。

頂上から久しぶりの大パノラマを堪能した。
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この地域は所詮、田舎なので、ここからの夜景は大迫力というほどでもないが、ほどほどの世帯数の街並みと山々、目の前を流れる川、それに国道と鉄道とが、京都市内から奈良までの広範囲にわたって眼下に広がる光景は圧巻。個人的には夜景よりも昼間の方が景色の素晴らしさを楽しめる。車ではなく自転車で息を切らしながら辿り着いただけに余計に爽快感は倍増する。今日は少しガスっていたが、景色を堪能するには、ほぼ絶好の天気だった。

イメージ 3

登って来る距離が短かったので、さほど空腹でもないが、せっかく買った補給食のどら焼きを、誰もいない展望台で景色を見ながら一人で食べ、大正池回りで下山した。

今日は風がかなり強かったけど、それなりに楽しめた。楽しいライドだった。