前記事に書いたように、以前に買った中華カーボンホイールをまたもや購入した。最初に購入したものは相方のチャリに装着している。今回のは自分用。ちなみに普通のアルミクリンチャーもあるので、状況で使い分けようかと思っている。
お決まりのインプレッションといってみよう。しかし順番からいうと、先に購入して既にある程度の距離を走行している相方のホイールを中間インプレしておこう。
●中間インプレ
まず、ホイールの主なスペックを確認。
リム:T700カーボンファイバー
スポーク:Mac aero494 J-bend spoke
よくわからないけど、材質はスチール。エアロ形状
スポーク数:フロント20、リア24
ハブ:CHOSENハブ
チョーセン?ノバテック社製かと思っていたら、違った。重量はデュラより軽く、無負荷状態ではかなりよく回るとのこと。確かによく回る。しかし負荷が加わると話は別らしい^^;
重量:1180g±30g
ざっとこんなところ。
さて、使用状況はというと、
購入時期:2013年4月
走行距離:約1200キロ
走行環境:主に山岳中心
勾配のある登りをダンシングで負荷をかけて登ることもあるし、下りだと50㎞/hくらいで地面の凹凸を拾いながら走行することもある。いわゆる、普通に使っている。
こういう条件下で使用してきた今現在の状態。
ホイールの振れ:そもそも振れはあまり気にしていないので器具で測定はしていない。ブレーキキャリパーのシューとの隙間を目視で確認。そのレベルだと、振れはほとんど確認できない。購入時と変わらないと言っていい。
ホイールの振れ:そもそも振れはあまり気にしていないので器具で測定はしていない。ブレーキキャリパーのシューとの隙間を目視で確認。そのレベルだと、振れはほとんど確認できない。購入時と変わらないと言っていい。
割れ、変形等:中華であるが故に、結構神経質なほどに日々チェックしているものの、割れとか変形は見当たらない。ニップルの付け根など見ても異常は無い。

気になるところ:ハードなブレーキングも行う為か、ブレーキ面が剥げてきているように見える。

指で触ってみると凹凸はなくツルツルした感じで、強く擦ると幾分きれいになる。ブレーキシューがこびりついているような感じでもある。ブレーキ性能には影響は出ていない。高級なカーボンホイールだとどうなるのか、買ったことがないのでわからない。フルカーボンのホイールってこんなもの?
現時点で言えることは、なかなか良いつくりではないだろうか。あとはどこまで耐久性があるのかというところか。ただ、ひとつ留意しておくことは、使用者の体重が軽い。ということ。ホイールが担う負担を考える時、体重は大きな要素だと思う。段差や凹凸の上を走行する時、ホイールにかかる荷重は計り知れない。
さて、次に最近買った自分用のホイール。スペックは上記と同じ。ただ、剛性アップの為(らしい)、若干値上げがあった。


週末まで待てるわけも無く、通勤で走ってみた。WH-6800との比較で。
重量が軽い
WH-6800と比べると、500gくらい軽いんだから、これはもう全然違う。踏み出しとか登りはもちろん、速度も40km/hくらいまでなら軽量な方が楽。気持ちが良いのでつい踏みすぎてしまう。ただスピードに乗せてしまえば、WH-6800の方が良いかもしれない。WH-6800はハブがすばらしいとあらためて思った。スポーク数も少ないし。
WH-6800と比べると、500gくらい軽いんだから、これはもう全然違う。踏み出しとか登りはもちろん、速度も40km/hくらいまでなら軽量な方が楽。気持ちが良いのでつい踏みすぎてしまう。ただスピードに乗せてしまえば、WH-6800の方が良いかもしれない。WH-6800はハブがすばらしいとあらためて思った。スポーク数も少ないし。
振動がマイルド
フレームがカーボンなので振動はかなり吸収してくれているが、それより更に振動が減った。これは疲れなくていい。ロングライドにも良さそうだと思った。
ハブはまぁまぁ
ハブの転がりは悪くないと思う。でも前途したように、微妙な感覚でWH-6800の方が良くまわるような気がする。
踏んだ時の反応はよくわからない
そもそも、スプリント的な走りも苦手だし、あまりガツガツ踏まないので、よくわからなかった。多分、どんなホイールを履いたとしても自分の脚では違いを感じとれないと思う。激坂を登ってみれば多少変化を感じるのかも。
なんといっても軽量で、振動が軽減されるので楽すぎる。こんなので走っていたら脚が弱くなりそう(笑)
ただ、重いチャリで脚を鍛えようという趣味はないので、機材の力で楽に速く走れるんならそれにこしたことはない。脚を鍛えるんならもっと速く走ればいいのだ。
とりあえず、20キロばかり走って異常は特に無い。これからも神経を使いながら観察して定期的にブログにアップしていくことにしよう。
まったく中華カーボンは買う時も、それから使う時も余計なことに気を使い、面倒くさい。
でも、なかなか楽しいのも事実。時間ができたらリムだけ買って、手組みにも挑戦したいと思っている。でも手組みにチャレンジしてみたとしたら、世の中で一番粗悪なホイールができあがることはまちがいない。