近頃、175ミリのクランクが、より一層馴染んできて、クランクが長くなったことすら忘れてしまうほど。最初はケイデンスも90回すのがキツかったが、普通に回るようになってきた。なにしろ踏むのが楽で良い。このクランクが使えるというのがわかってきて、一段落したころに疑問が一つ浮かんできた。
このクランク、相方が回すのは無理?
そう思ったのは、相方は柔軟性が結構あるから。しかし相方の身長は158cm。一般にクランク長は身長の1/10と言われるのでその法則に則ったならば、せいぜい165ミリがベスト。今の相方のFUJIには170ミリがついている。これでも少し長い方かもしれない。それを175ミリに変更したら?
5ミリも長くなる・・・
いや、たった5ミリだけ・・・
いや、たった5ミリだけ・・・
クランク長については身長やら股下やら計算方法は色々あるらしいが、最後の結論は次のようになっている。
回してみないとわからない。
脚の筋肉のつき方とか柔軟性とか千差万別なので、万人に共通する計算方法は無い。実際に付けて回してみるしかないのである。
んじゃ、回してもらおう。
ということで、先日海外から輸入して買った、カーボンバイクを(自分用に175ミリクランクに付け換えてある)相方用にセッティングし直した。そして、3本ローラーをコロコロ回そうとする相方を呼び止め、
「今日は175ミリのクランクで回してみて」
「 ……? クランクて何?」
そこからかい!
「クランクてのは、脚で回してる棒や。先にペダルがついてるやろ?その長さがクランク長。」
これこれ↓

「ああ~、これか~。
別に …… 、
回してやってもよい。 」
何故に上から目線?
とりあえず、ローラー台に乗せて30分ほど漕いでもらった。
「脚に違和感とかない?」
「違和感て?」
「膝痛いとか、窮屈とか・・・」
「…。そう言われたら、そんな気がしてきたぁ~!」
「違和感て?」
「膝痛いとか、窮屈とか・・・」
「…。そう言われたら、そんな気がしてきたぁ~!」
どうやら大丈夫らしい。
この日から4日間ほど、ローラーで回したものの異常が無いどころか、脚の柔軟性のせいかケイデンス90~100あたりの維持も苦ではないらしい。もしかしてオレよりも合ってる??
ローラーで回してみた感じでは、いけそうなので、とりあえずこのセッティングで、週末にいつものショートコースを実走してみることにした。
つづく。