今日はいつも走るホームコースのうち、ショートコースを走行した。朝9時ごろ出発。天気は晴れ、気温は10度前後、風無し。絶好のサイクリング日和。
膝に少し痛みがあったものの、出発前に柔軟を十分に行ってマシになった。できるだけ踏み込まずに、軽いギヤで回す作戦で。
 
こっちの調子が悪い方が、ヘタレペースの相方と合わせやすいと思っていたら、出発後、なかなかのペースで走る相方。
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いつもよりペースが速い。3本ローラーの効果で踏み込み主体のペダリングが少し矯正されたらしく、

「足が自然に回る感じがする~」
 
とはいえ、ペースにムラのある相方はいつ失速するかわからない。
 
 
他人の飼い犬「コンちゃん」と1ヶ月ぶり以上の再会。
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以前、この犬の飼い主と1度だけ遭遇し、名前を教えてもらったのだ。さすが犬、久しぶりでも覚えていてくれたようだ。
 
 
ここから猿丸神社まで僅かな距離ながら登りがある。普段ならこっちが先に着いてしばらく待っているところが、こっちの調子の悪さに加えて相方の調子が良いので、途中で抜かれたまま追いつけない。相方の必殺技であるシッティングでの蛇行運転は発動されず、逆にダンシングでグイグイ登り、先に頂上の神社に到達されてしまった。一つ目の山岳ポイントを失う。
 
 
 
頑張ったので結構疲れたらしい。
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下っていつも通り大石のファミマで休憩。
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滋賀県側に下ると急に気温が下がる。寒いっ。補給っ。カフェラテで暖まる。今日は既に多くのローディとすれ違った。少し寒いくらいがちょうどいい。
 
 
 
R422に入って登り始めると、すぐ暑くなり、着ていた上着を腰に巻く。
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これが後でトラブルの元になるとは・・・
 
 
ところで相方はロードに乗り始めて以来、まともなダンシングができない。自転車を左右に振らないのである。左右に振った方が、すばやい体重移動がやり易いので、

「もっと振れ」

というと、踏んでる方向に更に自転車を倒し、超蛇行運転に。危うく川に落ちそうになる。
 
「倒す方向逆や(笑)」
 
試行錯誤して少しコツが掴めたようで、ダンシングが楽になったらしい。登り主体の山岳はダンシングの練習に最適。
 

R422に入っても相方の調子の良さは衰えない。こっちは登りも引き脚主体のペダリングで、ダンシングは休むだけ。付いて行くのが結構辛い。走行中、膝の痛みはほとんど感じないものの、念の為、あまり踏まないように心がけて走行している。
 
 そしてR422のトンネルを抜けたところでハプニングが発生。変な音がしたので振り返ると、相方が腰に巻いていたジャージがリアに巻き込まれていた。チェーンも外れていた。
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下り中じゃなくて良かったよ。
 
 
 
修復しようとしていたら、一台の軽トラが止まって中からおじさんが降りてきて、

「故障したのか?」

 
たいしたことでもないので、

「大丈夫です~。服が後輪に巻き込まれただけです^^;」
「ワシ、自転車屋やから」

と言って一緒に、絡まったジャージを取ってくれて、その上、自分の手を汚して外れたチェーンまで直して下さった。なんという親切なお方!丁重にお礼を言って、軽トラを見送った。
自転車に乗っていると、知らない色んな人と話したり、出会いが多くあってそれがまた楽しい。自転車に乗ってなかったら、見ず知らずの人と親しげに話す機会はまず無いと言っていい。
 
 
 
リアのクイックを締め直し、チェックして走行再会。R307に入ると、裏白峠の頂上まで2キロくらいの登りになる。ここは先に行かないと!が、トンネルを抜けて頂上まで数百メートルというところで相方がアタック!抜かれた!踏み込めないこっちは引き脚で徐々にスピードアップ。しかし、開いた差は埋められず、頂上をゲットされた。
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2つ目の山岳ポイントを取り、相方の山岳賞が確定した。ちっ。
本コースの最高速が出るダウンヒルに備えてフロントバッグのファスナーを締める相方。
 
 
 
ここから、R307沿いに宇治田原町へ出て、最後に国道から少し外れてちょっとした坂を登る為に遠回り。平均勾配8~9%登り区間500メートルちょっと。
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先に行く相方にジリジリと迫り、最後は今日初めての加速のダンシングで抜く。頂上目前で息が上がって、後ろから追い上げられる。しかしなんとか頂上に先着して3つ目の山岳ポイントは取った。でも2-1で負けた。
 
 
家に着く直前に、相方、

「今日は調子ええわぁ。ずっとアウターで走ってこれたわ~」
「な、なぬ?アウター縛りとな?」

そういえば、今日は登りの直前でインナーに落とす音は聞こえなかったな・・・。

帰宅してから色々聞くと、やっぱり3本ローラーに乗ってから漕ぎ方が変わったらしい。回せてる感じがしたとのこと。ポジションを見直したのも効いてるかな。そもそも相方はマラソンの長距離が得意な上に、こっちは人生でろくに運動してこなかったので、油断していると抜かれてしまう。以前、峠で千切られたこともあるし。でもまぁ、その日の気分でペースにムラが出る相方のことだから、次に走った時は、きっとまたヘタレな蛇行運転だろう。
 
走行距離46.5キロ
 
今日も楽しく走れた。