性懲りも無く、昨日、また真夏のロングライドに行ってきました。今度はビワイチ、琵琶湖一周です。自宅から琵琶湖の最南端へ出て反時計回りに琵琶湖沿いを走って自宅へ戻る。走行距離230キロの予定です。この日の最高気温は京都で37度。無事に完走できたのでしょうか・・・。
 
 
 
意外に涼しい早朝ライド

呆れる相方に見送られ、さっそく出発ビックリマーク前回は早起きし過ぎたので今回はもう少し遅めに4時起床。(30分しか変わってない^^;)出発は5時になった。今回は前回の反省を活かし、装備を最小限にしてバックパックは持たない。そもそも、山に入るわけではないので、そんなに重装備でなくとも大丈夫。それでも心配性でチューブとボンベを2セットづつと工具、レバーをツールボトルに押し込み、財布、携帯、レインジャケットをバックポケットに入れる。多少身軽な装備で出発した。いつもながら出発前はワクワクする。
 

まだ少し薄暗い。
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昨日もそうだったが、朝方が少し涼しくなったようである。今日も走り出すと、ヒンヤリして気持ちいい。ところが走り出して緩やかな登りになってくると、どうも調子が出ない。というか寧ろ調子が悪い。普段25km/hで走行している道が、頑張っても20km/h。これでもキツい。どうやら体に疲れが溜まっているようだ。連日のハードな仕事と、丸一日空いた休みはこんなバカなことをやっていて体が休まる時がない。(これを自業自得という)
 
ま、旅は始まったばかりだし、無理のないゆっくりペースで走ろう。調子が上がればスピードアップすれば良い。イマイチな状態のまま、猿丸神社へ。
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ここまで登り続きだからしんどかった。ここから大石市へ、いつも通りのジェットコースター並みのダウンヒル。空気が冷たくて気持ちいい。というか、もはや肌寒い。久しぶりの寒いという感覚だ。下って、大石から琵琶湖沿いへ。琵琶湖最南端の唐橋(からはし)に着いた。
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ここから正式にビワイチスタートとする。時刻は6時00分。一周してまたこの橋に戻って来てゴールとする。
 
 
 
まだまだ涼しい快適ライドで北へ

反時計回りに走るので、橋を渡って琵琶湖の東側の道へ。およそ100キロ北上する。ここからスイッチが入って、ペースが上がってきた。風は北風で、少し向かい風コンディションとなる。およそ30~33km/hで単調にペースを刻んで走行する。まだ時間が早いこともあり、思っていたほど暑くない。結構快適。

近江大橋
 
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そして琵琶湖大橋に到着。(写真遠かったかも)
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まぁまぁ順調なペース。
ここからビワイチスタートする人も多いらしい。橋の東詰めのコンビニでトイレ休憩で立ち寄る。が、水上バイクを楽しみに来たっぽいガラの悪い集団がいて、居心地が悪くなって、トイレを先延ばしにしてすぐ出発する。声がでかいんだよ。店内で。
 
 
 
ファーストコンタクト
 
ここからペースが上がってきて33~35km/hくらいで走行できた。歩道を走ったり、車道を走ったり。
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体が温まると共に徐々にペースアップする。湖北の峠でペースダウンを予想し、今の内にできるだけ詰めておく。35~38km/hまでペースが上がった。重いとはいえ、エアロフレームにディープホイール。スピードに乗ってしまえば、いいペースで走れる。瞬間的に40km/hも出るようになった。出発時の調子の悪さはどこかへ行ったようだ。いい感じで近江八幡に入り、コンビニで先延ばしにしていたトイレ休憩と補給をする。
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ここで羊羹(ようかん)を2つと、SOYJOYを1つゲット。羊羹はカロリーが高く、補給食としては最適らしい。店の前で羊羹を食べていると、エライ勢いでロードの集団がやってきた。10台近くはいただろうか。フレームをマジマジと観察するわけにもいかなかったが、ビアンキとかトレックとか。ビアンキ乗りはヴァカンソレイユのジャージを着ていた。トレックの人はレディオシャック、あと紫、黒、黄3色の変わったジャージを着ている人も。カッコいいとは思わないが、視認性の面でいいかも。

彼らの話を聞いていると、40km/h前後で走ってきたらしい。これだけの台数の集団走行だとかなりペースは上がりそうだが、それにしても速いな。自転車も皆軽そうだ。この集団に混じったとしたら、すぐ千切られそう^^; 後にこの集団に度々出会うことになるとはこの時は想像もせず、こちらは出発し、一人旅を継続する。
 
 

ビワイチ最高の景色、湖北へ

彦根あたりから、自然が多くなり、景色がグッと良くなる。
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気温も上昇してきて、信号とかで止まるとかなり暑いが、風は多少ヒヤッとしていて走行中はそれほど辛くない。
 
9:00彦根の道の駅「近江母の里」に到着。
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売店のおじさんと少し雑談をして、ソフトクリームをゲット。それにしても自転車乗りの多いこと。大人気の琵琶湖沿岸。
 
そして長浜市
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ほとんど湖北まで来た。山岳に備えて脚と体力回復の為。湖北みずどりステーションで長めの休憩を取る。ここで9:30。
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ここから先は更に景色が変わる。
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いい眺めで疲れも癒される。ついに最北端の賤ヶ岳まで来た。ビワイチ最危険と言われる8号線のトンネルを避ける為、セオリー通り、県道514から賤ヶ岳隧道(しずがだけずいどう)を通る。少し山を登って隧道へ。
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真っ暗でなんかコワそうだと思っていたら、ちょうど他のローディさんが入っていったところ。追いかけるように中に入る。思っていたより幅もあり、車も離合できそう。反対側からも自転車が。自転車乗りは結構ここを通っているらしい。トンネル出口で前を走るローディを挨拶して追い越し、峠を下る。するとそこには・・・  ビワイチで最も美しい景色が!!・・・
(つづく)