今日も朝から淡々とポタリングの準備に取り掛かるポタリスト二人。今日はいつもの走行コースのうち、ロングコースを走る予定。

前記事で頂いたコメントで、サンバイザーを付ける気持ちを理解してもらえたと、朝からドヤ顔で「フフ~ン♪」とゴキゲンな相方。紫外線と虫除けになりしかも蒸れないと改めて力説してくる。おそらく、相方がサンバイザーを取り外してライドする日は皆無と言ってよいだろう。(ホンマにダースベイダーみたいになってきた。)
さて、話は変わって走行前に必ず点検する箇所がある。
まず、ステムとコラムの取り付け部分。

毎回必ず峠を走行するので、ダウンヒルでのブレーキング時などは、自分の体重とバイクの荷重がこの部分に集中する。なので、ボルトの緩みがないか常に点検しないと不安なのだ。バイクを組む時は必要最小限のトルクで締めておいて、マメに点検するのが自分のスタイルなので尚更だ。(ちなみにフォークコラムはカットしてある。上に飛び出ているのがカッコ悪いので。かなり苦労した、アルミのコラムカット。)
あと、ブレーキのワイヤー取り付け部分。

ここが外れると一瞬にしてブレーキが効かなくなる。下りではかなり強くブレーキを掛けることが多いので要注意。
途中で走らなくなっても大したことはない。しかし、途中で止まらなくなった、曲がらなくなった、という事になると大惨事になる。生身の体で当たり前に50キロ超えできる乗り物だからな。ロードバイク。
という訳でササッと点検し、出発する。コースは一応ロングコースの予定だが、天候を見た上で途中で変更するつもりだ。
今日も風の強いR307。

しかも寒い。
宇治田原町内を走行。

同じ道を何度走っても楽しい、ロードバイク。
いつも通りのワンちゃん宅へ。

頭ナデナデして可愛がっていると、道路を挟んで向かい側にある、小さな工場の前にいた男性が、
「(犬を)良かったら持って帰ってや(笑」
飼い主だった。初めて飼い主に遭遇した。
飼い主だった。初めて飼い主に遭遇した。
相方がすかさず、
「名前なんて言うんですか~?」と聞く。
「コン」。
そう。名前は「コン」。このワンちゃんの名前はコンちゃんだったのだ。やっと知ることができた。
あぁ、なんかスッキリした。今まで相方が、茶色いから「チャロちゃん」と訳のわからない名前で勝手に呼んでいたのが、これから正式な名前で呼べるのだ。
名前がわかったので、尚更しばらくの間戯れる。相方、
「チャロちゃ~ん♪」
ここから猿丸神社への道程での議論の争点はもちろん、なぜ名前が「コン」なのかという一点に絞られる。様々な議論の末、コンちゃんの色と毛並みがちょっとキツネっぽいからではないかという結論に達した。(幼稚な結論だ)
その後、相方が「コン」と「チャロ」を混ぜ合わせれば「コンチャロ」になるとか、もはや壊れかけてきたので、無視して猿丸神社へ。
その後、相方が「コン」と「チャロ」を混ぜ合わせれば「コンチャロ」になるとか、もはや壊れかけてきたので、無視して猿丸神社へ。

神社前で、6人くらいのローディが通過した。いつも通り下って大石へ。寒かった。
当初は加茂までノンストップの予定が早くも大石のファミマでトイレ休憩。

店の前は先ほどのローディ達が陣取っていたので、柵のところにバイクを立て掛ける。若いローディ達は会釈すらしないのが多い。相方はジャージを着用して、店でふ菓子をゲットする。(相方は何故かふ菓子が大好き)
R422へ向かう。寒すぎる。ウィンドブレーカーを持って来るべきだった。

R422。時折、雨がポツリ。

R307に出たころで家から持ち出してきた、抹茶カステラとコンビニでゲットしたふ菓子を食べる。

ここから信楽入りする予定だったが、天候が怪しいのでコースをミドルに変更し、右折して木津方面に下る。

府道5号線に合流。

一気にJR加茂駅前ローソンを目指す。
加茂町内。

着いた。ローソン。

ここで、この前から食べたいと思っていた「カリパン」チーズ味。ついにゲット!

柔らかくて、しつこくない。美味い。
このままミドルコース走行で終わるのは走り足りないので、戻る道すがらに、大正池でヒルクライムしてから帰ることにした。この提案に相方、「付き合ってやっても良い」と何故か上から目線の答え。
とりあえず、そうと決まれば大正池を目指そう。北へ向けて向かい風の中を走る。
途中で暑くなったとジャージを脱ぐ。

脱いだり着たりせわしない。
ヒルクライムのスタート地点に到着。
関西ヒルクライムのHPには、この電光掲示板がTTスタート地点となっている。もちろん今日はタイムアタックなどやらない。チンタラと登るのみ。
頂上まで8キロ。序盤は緩やかな勾配。途中、色んな施設がある。竹炭生産工場、釣堀とか、大正池公園、あとは、キャンプ場とか乗馬とか。
桜がまだ綺麗に咲いていた。

城陽市から和束町に入った所から最後の1キロが激坂区間となる。

インナーに落とし、ギヤを下げ激坂に入る準備をする。
激坂といえど、ゆっくり登れば難なく上れる。タイムアタックとなると相当キツイ、この終盤の激坂。ロードバイクとそれなりの装備があればこんなヘタレコンビでも激坂を自分の力で攻略できる。最高の乗り物だよ。ロードバイク。
もし、ランバラル大尉がいたとしたらこう言うだろう、
「モビルスーツの… いや、ロードバイクの性能のおかげだという事を忘れるな!」
もし、ランバラル大尉がいたとしたらこう言うだろう、
「モビルスーツの… いや、ロードバイクの性能のおかげだという事を忘れるな!」
ロードの性能をフルに発揮して、無事についた。頂上。

裏から(和束側から)の登坂に比べれば格段に楽だった。
このまま引き返して8キロ下る。ここの下りは気持ちがいい。ただ、車が時々来るのでスピードに乗せすぎないように注意。
途中でパンを買って、そのまま自宅へ直行。走行距離80キロ。楽しかった。