今日の記事は少し長いです^^
今日も当たり前のようにポタリングの準備をして9:30出発。
今日は一緒に走る相手がいないので、ソロライドに出かけることにした。
今日は一緒に走る相手がいないので、ソロライドに出かけることにした。
今日の予定は、京都嵐山~琵琶湖を走る。琵琶湖へ抜ける道を昨晩、ググって探していたものの良い道が見つからず、とりあえず嵐山へ行って後は東へ向かって走れば、琵琶湖に行けるだろうという適当な作戦を敢行。昨日の友達とのライドの装備のままでちょっとバイクが重いけど、そのまま出発した。
とりあえず、木津川サイへ向かう。今日は風が無いと読んでいたのに走り出してみると、それなりに向かい風だった。体感的に風速4~5mくらいってとこか。なんとか30キロペースで流れ橋に向かう。向かい風でこのペースなら、他のロードに抜かれることは少ないはずだが、途中でズバッと抜き去られた。エアロバーにフレームにはTREKのロゴが。
おぉ!トレック・コンセプト!!
トレックのTTバイクだ。カッコいい!グレードがよくわからなかったけど、やっぱり速いね。TTバイク。向かい風でも33~35キロくらいで走ってる。まぁ、こっちもTTなんだけど。流れ橋あたりまで少し差が開きつつ、どうにかついて行くも、結構息が上がってしまった。このペースだと間もなく千切れてしまうだろう。
とりあえず、流れ橋の休憩所で休憩。家から持ち出してきたパンを食べる。

今日は絶好のサイクリング日和。休憩所は色んな自転車で一杯だった。ここでポツンと休憩して他人のロードの観察や会話を聞くのがなんとなく楽しい。会話の内容から、その人のロード歴とかハマり具合とか色んなことを想像しながら聞いている。ちょっと悪趣味か。腹ごしらえが済んだら、また向かい風の中を頑張る。
御幸橋(ごこうばし)

この橋を渡って更にサイクリングロードで嵐山に向かう。ここの信号待ちのタイミングで、ここから一人の年配のローディの後ろを走ることになった。どこかのチームジャージを着ているようだ。バイクのロゴが見えたが、よくわからなかった。このおじさん、なかなか乗り慣れているようで、いい走りをしている。速度は28キロくらいで早くも遅くもなく、淡々と一定のペースを保っている。速度が落ちたら、2,3回ダンシングを入れてペースを戻す。フラつきもせず、単調に延々と走っている。ちょっと間隔をあけて、ペースメーカー代わりに後ろにつかせてもらった。後ろからプレッシャーを与えないようにできるだけラチェット音を鳴らさないように気をつける。不謹慎かと思ったが後ろから写真を勝手に撮らせてもらった。

ちょっと遠かったか。
途中で風にやられたか、おじさんの速度が22キロくらいまで落ちてきたので、追い抜いて30キロペースまで上げて走行を続ける。
伏見の赤池にあるコンビニで休憩。ここのコンビニはバイクスタンドが設置してある。

サイクリングロードの途中にあるコンビニなので、ロードが多く立ち寄るのだろう。ロード乗りには嬉しい限りである。
ここから一気に嵐山まで走りきる。
サイクリングロードの起点に到着。

ここで、昨日一緒に走った友達ジョガーA君のメールに自分撮りの写真を添付してメールを返信。

不愉快な顔なんで一部修正してあります。すぐ引っ込みマス^^;
さぁ、ここからどうするか?とりあえず渡月橋(とげつきょう)を渡って、東方面に行こう。

観光客の多いこと。

人だかりを抜けて、丸太町通り沿いに京都市内を西から東へ横断する。

祇園、岡崎を越えて、市内の最東端まで走る。銀閣寺近くまで来た。白川通りという通りにでた。ここで、山中越えという峠道で比叡山を越えて滋賀県側に抜けられることを思い出した。
この峠は夜中になると、走り屋達のサーキットと化す峠だ。名物のヘアピンコーナーがあり、走り屋達はそこをドリフトで駆け抜ける。そのヘアピンコーナーの周りはギャラリーで一杯になる。昔、よく見に行ったものだが、今はどうなのだろうか。
で、その山中越えを走る。その前にコンビニで食料を補給。

ここからガッツリとヒルクライムをするのだ。
車でよく走った道だが、自転車で走ることになるとはな。かすかな記憶で結構距離があったような気がする。脚と体力を温存してゆっくりペースで登る。

まだ先は長いのだ。勾配はきつくなったり緩くなったりの繰り返し。車が多いせいか、ロードは一台も見かけない。
中盤あたりで、ラジウム温泉の旅館ぽいのがあった。「日帰り温泉できます」とか書いてあった。あまり車は止まっていない。流行っているようには見えない。

ここで道路を眺めていたおじさんが不思議そうな目で、こっちを見てる。
「こんなとこ自転車で登るの??」
とでも思っているのだろう。
登れるんだよ!ロードバイクにビンディングとコンパクトクランクを装備すれば!
登れるんだよ!ロードバイクにビンディングとコンパクトクランクを装備すれば!
と心の中で叫びながら目の前を登ってますオーラを出しながら通過する。
途中で大津に入って、比叡山ドライブウェイまで2.3キロの表示がでている。そこが頂上だ。ヒルクラで2.3キロて長いな。最後の方は勾配もきつくなり、ほぼダンシング。
途中で大津に入って、比叡山ドライブウェイまで2.3キロの表示がでている。そこが頂上だ。ヒルクラで2.3キロて長いな。最後の方は勾配もきつくなり、ほぼダンシング。
少し膝が痛くなってきたので、無理せず頂上近くのコンビニでまた休憩。中に入らずに駐車場で休憩していると恰幅のいい外人のおじさんに声を掛けられた。拙い英語を披露せねばならないかと思いきや、流暢な日本語で毎日ここを登っているのか?とか車多いから気を付けないと、とかフレンドリーに話しかけてきた。聞いてみると、この人、イタリア人でイタリアの中部辺りに住んでいたらしく、仕事で日本に来てもう40年になるという。教育関係の仕事だと言っていた。
ちなみにイタリアでは、今は自転車競技が盛んだが昔は自転車は貧乏人のする競技だったらしい。お金の無い人が体を使った自転車競技をおこなっていたとか。面白いもんだ。5分くらい話して別れを告げ、頂上目指してまた登る。
ちなみにイタリアでは、今は自転車競技が盛んだが昔は自転車は貧乏人のする競技だったらしい。お金の無い人が体を使った自転車競技をおこなっていたとか。面白いもんだ。5分くらい話して別れを告げ、頂上目指してまた登る。
着いた。比叡山ドライブウェイ。入り口。

ここからは下るのみ。
少しくだった所で前途したヘアピンコーナーがある。

タイヤ痕がついているところを見ると今でも走り屋が走っているのか。ここをえらいスピードで下ってきて、コーナー手前でフルブレーキング、車の向きを変え、ドリフト走行で駆け抜ける。うまく曲がるやつ、スピンするやつ、壁に当たるやつ。コーナーの両サイドの駐車場はギャラリーで一杯になる。で、時々パトカーがやってくる。ちなみに朝方になると、車の走り屋達は姿を消し、バイク達の練習場になる。これもまた、ステップが擦れるほどの深いバンク角でこのヘアピンを抜けていく。見ている方が怖い。
そんなことを思い出しながら、ダウンヒルを再開する。下りながらロードが走っていない理由がわかった。怖い。怖すぎる。道が狭く、車がひっきりなしに後ろから来る。しかも微妙な長さのストレートとヘアピン並みのコーナーの連続、きつい勾配。気を抜くとすぐにスピードに乗り、急カーブが迫ってくる。しっかり減速しないと反対車線に飛び出しそうだ。路面状態も良くない。制動力とグリップの弱いロードバイクには危ないな。もう走らない。
ともかく無事に下って、琵琶湖沿いのR161に出た。

ここから南下して浜大津へ。
大津港に寄り道。

人が多かった。気持ちのいい所だ。

更に南下していつもの大石ファミマへ。今日何軒目のコンビニだろうか。4軒目か。また休憩をとる。ここで距離75キロ、時刻は2時過ぎ。ここからいつものショートコースを走行して帰ることにした。また峠を走る。
R422。


序盤の向かい風と山中越えでちょっと疲れてきた。脚はまだ残っている。20~25キロペースで単調にペースを刻んでR307に出て、裏白峠へ。

やっと帰ってきた感じがする。
ここを越えれば、後は楽だ。淡々と走って自宅まで。
ここを越えれば、後は楽だ。淡々と走って自宅まで。
3時半前に帰宅。距離102キロ。今日も色んな人の走りを見て、知らぬ人と話し、ストイックに走って楽しかった。