幼稚園の頃から高校生になった年のころまで
母親から叩かれたり蹴られたり、
物を投げつけられたり「産まなきゃよかった」と言われたり、
そうされるのは、そう言われるのは、
自分が「悪い子」だから仕方ないと思ってた。
去年専門学校に入って、児童福祉について学んだ時、
あれは「虐待」だったのだと思った。
ちゃんと言うこと聞かなかったりしたこともあった。
でも、これは私は悪くないってこともあった。
妹に陰で散々悪口言われようが悪さされようが、
こっちがやり返したり怒ったりして妹が泣けば
いつもあたしだけ怒られた。お腹蹴られたり真っ暗な部屋に一人残されたり。
妹の事に関して言えば、私が生まれて今年で20年、
妹が生まれて18年、つまり10年以上妹の裏側はバレず、
私の言葉は何一つ信じてもらえずが続いて今では
「いじわるで性格悪い外で良い子ぶるお姉ちゃん」
あげくに何か自分が私に対して気に食わないと
自分が悪くてもTwitterにツイートするため、きっと周りの人間も
妹を信じているだろう。
今はもう暴力を受けることはなくなったけど、
いまだに言うことは精神的にくるものだ。
「虐待を受けて育った子どもは、将来自分も虐待をする」
というのを聞いたことがる。
あたしも将来、結婚して 子どもができて 育てていくというそうなった時
自分も我が子に手をあげてしまうのだろうかとつい考えてしまう。
「自分は自分、親は親」
頭ではそうわかっていても恐いものがある。
虐待を経験した人の中で、そういった不安を抱える人もいると思う。
この不安をどこに出せばよいのか、どこにぶつければよいのか、
未だにわからない。
もし、今苦しんでいる人がいるなら、逃げ出していいんだよ。
「助けて!」って誰かに求めていいんだよ。
「自分が悪い」とかそんなこと考えなくていいんだよ。
たとえ自分が悪いことしたとしても、暴力を受けることに決して慣れないで。
「暴力=しつけ」だなんて思わないで。
「強くならなきゃ」なんてそんなの本当の強さって言わないから。ただの「我慢する」なだけだから。
慣れてしまえば、気づいた時にはもう体も心もきっとボロボロだから。
絶対あなたを助けてくれる人はいるから。守ってくれるから。
あなたはあなたの事だけを考えていいんだよ。
