2011年11月4日 いよいよ手術当日
早朝の地震騒ぎ  も落ちつき
朝のバイタルチェック終了後にベテラン看護師さんから個室へ移動の話が
他の病院にあるような集中治療室がないのと午後からの手術で出頭医の外来診察がおわってからにのなるのでスタート時間がかなり遅れる可能性もあることの説明があった
就寝時間近くに部屋に戻って来た際同室の方への配慮も必要との事で

話の最後に個室 でも部屋代は無料ですと ヨカッタ   心配したやん ほっ・・・

個室の話を聞き腫瘍は良性ではなくほぼ確実に卵巣がんだと覚悟して腹もくくった
手術室までは家族と一緒に歩いて移動
扉の閉まる前に旦那が ガンバレと握手してきた 少し痛いくらい力強かった

手術台に横たわってからのなんと手際のいいこと  
手術着の肩のボタンをパラパラとはずされ一気に上半身丸裸になる寸前に
シルバー色の薄くて軽くほんのり暖かい羽毛布団のようなものをかぶせられ
同時進行で脚には何かの装置を固定された

いよいよこの時点で実行しようと思ってたことが
 下の子の出産時、思い切りいきむその瞬間 男の子 と念じたら本当に男の子だった
 もう20年も前の事だけど今みたいに3Dエコーとかもなく8ケ月のときに受けた
エコーの時にのりたまさん今度も女の子ですねって言われていて
 別にショックとかではなくて無事に生まれてくれれば性別はどちらでもよかったけど
旦那が長男てこともあるし義父も言葉にはしない人だったけどやはり男子を願望してるような
 なにより私が男の子欲しかったな 当時のエコーでは男の子の小さなブツは写りにくいという噂もあったし最後まで希望をもって念じてみた

無事生まれてきた息子はエコーには写ってなかったものも
そこそこ立派なものが付いてたピース

今回は20年前のように祈りを込めても医学も急速に進歩してMRで造影剤で効果を認め粘液性の癌を疑うって診断されてたから良性であることを願うよりも

癌だとしても軽くすむように
と念じて病気に立ち向かうという気持ちに切り替えていた

手術台に横たわった瞬間から念じるつもりが先生方や看護師さんのあまりの手際のよさに
圧倒され、皆さんブログで背中を丸めての注射が痛かったとかさし直しがあったとかかかれてたけど背中からの麻酔をいつ打たれたか酸素マスクもいつつけられたか分からない間に寝ていた