息子にも翌日話した。
子どもたちにはざっくりと話していたが、それでいいと思ってた。余計な心配かけたくないし。
けど…なんか伝わってない。伝わってなさすぎる。
退院した当日も、入院していた同室に盲腸の人がいてって話を旦那としていたら、息子が「盲腸って?」私も経験あるけどもう悶絶するほど痛くて下痢止まらなくて…と話すと息子はすっかり盲腸が怖くなったよう
やっぱり腹痛って自分の身で経験したことあるけどガンはわからないよね、まぁそれでいいと思ってたけど、ガンがどういうものなのか、小学5年だし、しっかり話すことにした。
ガンは細胞で目に見えないこと。
今回手術したから終わりというわけではないということ。
これからの治療が大変だということ。
治療しないといずれは死んでしまうこと。
再発、転移すること。
5年生存率が100%ではないこと。
ここまで話すべきなのか悩んだし、顔隠しながらちょっと泣いてた息子。私もちょっと泣いて本末転倒な気もしたが…
けど、もちろんそうならないように治療する。
早期だったから、運が良かったんだ。ということも話した。だから色々お願いすることあるけどよろしくね、と。
息子、その後は、気持ち引きずらずいつも通り。
娘は、ようやくご飯は食べ、その後お互い落ち着いたところで2人で話した。昨日のことは、ママ怒ってたから…その後はなんかよくわかんなくなった、と。
ガンを子どもに伝えた後の子どもの反応について、思春期、反抗期の子どもにおいては「親が大変だということは頭でわかっていながらも、相反する態度をとってしまう」こともあるよう。
中3の娘。
確かに、受験本格化してきて、毎日かなり勉強もしてる。学校でも今度文化祭でピアノの伴奏をする。頑張ってる。それはわかってる。
その上で、娘にも息子と同じ話をした。
どの家庭も三者三様。
私のような話し方をしたことに驚かれる方もいるかもしれない。
けど、うちはこれでよかったと、思っている。