今年の2月に、早稲田大学商学部の学生が、複数の動画授業を同時に視聴したことが
不正受講に該当するとして、単位認定を取り消す処置がありました。
通信制大学の学生からすれば、昔はテキスト配っただけで
ほぼ自習で学び、試験を受けて単位取得した方も多いはず。
対面授業はじゃなくてもレポート+試験で理解度が確認できれば
単位はもらえるものですが。
全日制の学生は対面授業が必須なので、ネット配信でも出席確認(=視聴確認)
が必要かもしれませんが、通信制の学生からすれば不便だねって感覚です。
私も、過去スカイパーフェクTVでの録画授業を1.5倍速で視聴したし、
テキストを棒読みするだけのラジオ授業は途中で聴くのを止めて、
テキストだけで学んだし、それを不正と言われれば
フルタイムで働いての通信制学生には厳しいですわ。
視聴が必須なら、視聴しないとレポートが書けない、試験で合格点が
取れないような授業にすればいいだけですよね。
授業に出席することや視聴することは学ぶ手段であって、目的ではありません。
あくまで目的は学生がその授業(知識)を理解・吸収することであるはず。
正直下手な授業を視聴するより、他大学の聴き応えのある授業を視聴する
方が身につくのではと、ネット配信授業になってから熟々思う次第。
元通信制大学生からすれば???な話でした。