毎年この季節になると、花粉症の話題がTVでも報じられるようになり、アレルギー体質を持つ人にとっては、辛い季節になってきました。
特に近年は、このような花粉症などのアレルギーによる病気が増えていて、花粉症の他にも、ハウスダストなどが起因する喘息やアトピーなどの子供たちもとても増えています。
そして、これらのアレルギーによる病気の原因は、幼児期にあまり神経質になりすぎてしまうと、免疫機能が低下してしまうことが原因のひとつと考えられています。
昔から「水があわない」と言う言葉がありますが、これはその土地土地の水に含まれる微生物の種類が違っている為で、幼児期からその水を摂取することで、自然と免疫力がつき、生まれ育った土地での生水を飲んでも差しさわりがおこらなくなります。
しかし、大人になっても環境の違う土地で生水を飲むと、その水に含まれている成分が違うため、ひどい腹痛をともなう下痢などをおこしてしまうことがあります。
そんな飲料水も、最近は井戸水などを使用する家庭が減ってきて、町などが管理する水道水や菌が殺菌消毒された市販の飲料水を使用する家庭が増えてきて、現代人は益々免疫力が低下して、アレルギー体質の方が増えている原因へと繋がっています。
何事もほどほどが大切で、よくとても衛生面を気にする方がおられますが、あまり神経質になってはいけません。
特に子供を持つ家庭は、幼児期にある程度の免疫力をつけないと、大人になってもアレルギー体質が改善されないと言う報告がされているので気をつけましょう。

医療に従事する人にとって恐ろしいものの一つが、アレルギーです。
患者に対して治療を施す時は、医薬品の使用が必要にならざるを得ません。
飲み薬や貼り薬・注射薬などを投与することによって、治療を行うこともあるでしょう。
そうでない場合でも検査の際に検査薬が必要になったり、外科手術の際に麻酔薬や鎮静剤が必要になったりと、さまざまな形で患者に薬を投与しなければならなくなります。
多くの患者に対しては問題なく使用できる薬であっても、患者によっては過敏反応を示してしまうことがあり、それが予測できないこともあるのです。
過去に薬剤に対してアレルギー反応を示してしまった記録があったり、患者自身が記憶していたりしている場合には、その薬剤を使用することを回避することはできます。
しかし、それがなされていなかった時、再度同じ薬を投与することになってしまう可能性もあるのです。
そういった際、特にアナフィラキシーショックが起こる可能性もあるため、万が一の事態には命の危険にもさらされることになります。
そうなると、対策に困ってしまう状況になるのです。常にこういった反応に気を払う必要があるものの、医療従事者としてはそれに神経をすり減らしていては、多くの人に医療を提供していくことは難しいのが事実です。
せめて大きなリスクを抱えていることを明らかにしておくために、薬歴やアレルギー歴をきっちりと記録しておくと共に、患者にその認識をさせることは医療従事者にとって重要なことでしょう。
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