ひと気のない公園の駐車場に車を停めて、私たちは普通に会話を楽しみました。

はじめは警戒してぎこちなかった私も、2時間も会話をすればリラックス出来ていました。


スーツのジャケットを脱ぎ、無造作にたたむ姿にも

きゅん♡

彼の子どもみたいな笑い方に

きゅん♡


そして、なによりも手すら握ってこようとしない彼に

きゅん♡


会ってから2時間以上時間が経って、そろそろ帰らないといけない時間。

わたし「そろそろ帰らないと」

かれ「えっ!もうそんな時間経った!?あっという間だなー!!」


と言いながら車を走らせた。


待ち合わせをした駐車場に戻り、私の車のとなりに停車した。

わたし「今日は会えて嬉しかった!楽しかった!ありがとね(^^)」


シートベルトを外してドアを開けようたした瞬間、彼が私を呼び止めた。


りん!


私は動きを止め、彼のほうを見た。


彼がゆっくり、顔を近づけてきた。


!!!


私は身体がカチンカチンにかたまってしまった…


彼の鼻と、わたしの鼻が当たる距離で、、かれは


「キスしていい・・・?」



って聞いてきた…


ズルい…

こんな近距離…


わたしは声にならないかすれた感じに

「ん…」

って答えた…


くちびる同士が ゆっくり 重なる…


わたしはカチンカチンのまま…


目を閉じた