ジャニーズの解散の是非2 | iDEOLœGY

iDEOLœGY

愛ヲコメテ、中指ヲタテテ……

前の記事で、ジャニーズ事務所の解散に関する個人的な是非を書いたが、この記事でもっと簡略的にわかりやすく書いてみたいと思う。


極端な意見としては、ジャニーズ事務所の解散は賛成。


創業者自ら性加害、ましてや児童虐待と言う世界的な問題となる大犯罪が何十年にも渡り行われてきた事実があるから、当然会社を解体するのが筋だろう。


しかし…それが今すぐに行われてしまったとなると、当事者の会をはじめとするジャニー氏の直接の被害者の人達への補償を全うできる可能性が大幅に少なくなるだろう。


もちろん世間がジャニーズ事務所の解体を求める意図として、ジャニー氏の直接の被害者達だけでなく、世界中の性被害や児童虐待に苦しむ人々への示しとしての意味合いもあるのはわかる。


しかし、世界への示しも当然大切だが、いの一番に救われるべきは、ジャニー氏から直接被害を受けた人達なのではないかとも思う。


とは言え、今回の性加害が公になったことで、次々とジャニーズのスポンサーを降りていった大手企業達については、正しい選択をしたと思っている。

スポンサーを降りた企業には、世界中のクライアントや顧客に対してビジネスを展開している企業が多いし、自分達だけの話では済まないからね。


それらを加味した上で、最終的な俺の結論を述べるならば、離れなかった一部のスポンサーの協力のもと、「社名を変更した上で」地道に会社を継続すべきだと思う。

いや、継続せざるを得ないと言う方が正しいかな。

少なくとも直接の被害者達への補償が終わるまではね。


原発廃止の是非に近いかな。

理想を言えば、なくなった方がいい。

しかしなくなったことによる損失を鑑みれば、存続は「仕方ない」と言うことかな。

大旗を振って応援するわけじゃないけどね。