どうやら「GIRL'S TALK」と言うアプリの内容らしく、男である俺はコメントは出来ないが、内容の閲覧は可能だった。そして中を見てみたら、以下の文章が書かれていた。
>ママ友いわく本人は悪意があるわけじゃないし、鉛筆振り回したらたまたま少し当たったのに大げさだし。振り回してる子に近ずく方が悪いよねって言い出した。
そう…この心理状態!
何が何でも子供を守りたい…いや、自分の立場を守りたい一心で、本来は絶っ対っっに頭が上がらない筈の、自分の子が害を与えた相手方すら悪者にすり替えてしまう。
じゃあこの親は悪人なのか?
根っからの悪人なワケではない。
自分を守りたい気持ちが強過ぎて、他人の迷惑と話の矛盾を理解する余裕がないだけなのだ…
自分の子が発達障害であると認めるのは確かに辛い。けどそれを認めない事で、自分の子が先々もっと辛い思いをしてしまう事を常に忘れてはいけない。
もしこのまま発達障害が治らず、かつそれを認めないままその子が成人を迎えてしまったらどうなるだろう?そうなれば親は、その子を社会の目に着かない所に隠そうとするだろう。そしてその子が何かの間違いで外に出てしてしまったら?
もはや説明するまでもないだろう。
「うちの子が発達障害なんて認めたくない!辛い!」と言う目先の辛さから逃げる為に、その子は将来もっと辛い思いをしてしまう。親の「自分の立場を守りたい」と言う身勝手なエゴのツケを被るのは、いつだって子供なのだ。
もし自分の子が発達障害だったらと思うと、俺もきっと辛い思いをした事だろう…気持ちは分かる。
けどね?
現にヨソの子に普通じゃないケガをさせても尚、自分の子の非を認めず、それどころか本来謝罪すべき相手に対し、謝罪どころか逆に悪者にしてまで自分の身を守ろうとする行為は、もはや親にも障害があるのでは?とすら正直思ってしまう。
もはや大津いじめ事件の加害者の両親と同じである。事件の大小の違いはあれどね…
あれも自分の子の非を一切認めずに、更には本来謝罪して責任を負うべき筈の、自殺した被害者や被害者両親を変人呼ばわりして逃げたからね…
>先生は馬乗りになって刺したって言ってたけど、都合よく変換してる。
ここまで来ればもう、追い詰められたストーカーの言い分と一緒だね(笑)
どんなに決定的な証拠を突きつけられても、物事の辻褄や道理に逆らってでも、自分に都合良く脳内変換して己の身を守ろうとしてしまうとこね…
当然、脳内変換してる人に「あなた脳内変換してますよ」と指摘してあげても理解出来ない。それどころか自分が攻撃されてると認識してしまい、指摘して真っ当な道に導こうとしてくれてる人間に反発して、恩を仇で返してしまう結果になる。
俺の予想だけど…多分この親も、社会で責任あるポジションを任された事がないんじゃないかなって思う。あとそれによって「自分への自信」も養われて来なかったんじゃないかと思う。だからこそ自分の立場を守るのに必死なのだ。
社会で何らかの実績があって自分に自信があれば、いざどこかの場面で自分の弱さと直面する事があっても、自分への自信が心の余裕となって、しっかり弱さを受け入れる事が出来る。そして改善して「成長」に結び付ける事が出来る。
逆に何の実績もない奴が自分の弱さと直面すると、自分に自信がない故に心の余裕もなく、「認めたら恥ずかしくて生きていけない」となる。そして自分を守る闘いに躍起になってしまい、物事の辻褄も人の迷惑も何も見えなくなってしまう。
世の中には自分しか見えない人間がいる。
現実の直視を拒み、物事の摂理を捻じ曲げてでも都合の良い事柄しか信じようとせず、それ故に他人への迷惑すらも考える余裕がないのだ。
じゃあ悪人なのか?
根っからの悪人なワケではない。
自分を守りたい気持ちが強過ぎて、他人の迷惑と話の矛盾を理解する余裕がないだけなのだ…
但し…
それ故に「自分が正しい」と妄信する為、救いようがないのだ。