皆さん、こんばんは。中島慎一郎です。
更新したり、ぱったり止まったり…
気ままに書いているこんなブログでも
見に来て下さる方がいらっしゃるのは、
政治家として、大変有難いことだと思っています。
時事問題や政治課題、市政についての意見を、
その内動画配信したいなーと考えていたりします。
せっかくネット選挙が解禁されたこともありますし、
少しでも直接声を届けられたらと思っています。
さて、色々とメディアで取り上げられていたので、
ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、
昨日、表題の件につきまして、開票が行われました。
所沢市が学校エアコンの是非で住民投票 「賛成」多数 投票率31%
産経新聞 2015年2月15日23時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150215-00000561-san-soci
2015年2月16日アクセス
投票率が低いというのは残念ではありますが、
政治家も、低投票率で当選しても大きな顔でいるのですから、
投票率がいくら低くとも、結果を蔑ろにする訳にはいかないでしょう。
知り合いの所沢の議員さんは、よく30%を超えたと、仰っていたので、
実際の現場の雰囲気では、予想より投票率が高かったのかもしれません。
さて、この問題、所沢の藤本市長が補助金を断ったことに端を発しています。
所沢市長「冷房なくやれるはず」中学校長は反論「基地騒音ひどい」
J-CASTニュース 2012年3月23日20時21分
http://www.j-cast.com/2012/03/23126507.html?p=all
2015年2月16日アクセス
記事によると、藤本市長が補助金申請を断った理由は、
「便利な社会の見直し」「財政負担」を挙げています。
私も、藤本市長の理念には共感する部分はあります。
仕組みや原発の危険性もよく考えずに、電気を無駄遣いしてきた日本は、
3月11日の東日本大震災を契機にエネルギー問題を考えるようになりました。
そうした背景もあり、便利な社会、現代の生活スタイルを、
今一度考え直してみる、という考えは共感できます。
しかし、藤本市長がこの理念を貫き通し、
子供たちの学校にエアコン設置を中止するには、
残念ながら、根拠が弱いと感じざるを得ません。
幾つか論点があり、一つずつ書いていきたいと思います。
・基地の騒音について
・便利な社会の見直しと子供たちの勉強環境
まず、基地の騒音について、市長と現場で感覚の乖離があるようです。
私も、具体的なデータを知りませんので憶測の域を出ませんが、
記事では、市長は騒音は「窓を開けても問題ない程度」とありますが、
導入予定だった中学校の校長先生は「一時授業の中断が余儀なくされる」とあります。
騒音調査はされたのか、されたのなら方法等がよくなかったのかは分かりませんが、
ここまで認識がずれるというのも、一体どうなっているのだろうと思います。
現場に近い分、また生徒、保護者からも直に意見を聴いているでしょうから、
ここは、校長先生の言葉の方が信頼性が高く思えます。
便利な社会の見直しと子供たちの勉強環境は、全く別の問題であると思います。
上記の騒音により、基地近くの小中学校では窓を締めることもあり、
教室内が暑くなってしまうということです。
そういった環境下を我慢することで、
子供たちが便利な社会を見直すきっかけになるとは思えません。
甘やかすと、貧弱な子供に育つという意見も見かけますが、
これも、エアコン設置とは何ら関係ないと思います。
何かを我慢することを覚える事、
健康な体づくりは勿論学校教育では大切なことですが、
エアコン設置中止と別のことで経験する機会は大いにあるはずです。
むしろ、エアコンを適切に利用して、電気を無駄遣いしないことを学ぶことが、
学校教育で意義ある学びになるのではないでしょうか。
自分たちが、どの程度まで暑さに我慢できて、
どの程度になったらエアコンを付けるのか、
また教室を離れる際はしっかり消す、
朝夕が涼しい時は消す、などのルールを自分たちで考えて、
皆で注意をしあって決める。
こういった学びこそ、文明の利器が溢れる便利な世の中にあって、
無駄なエネルギーを使わない、必要な学校教育ではないでしょうか。
きっと家庭では、こういった使い方を学ぶことはないでしょうから、
家庭に帰っても役に立つのではないでしょうか。
本日の開票後の藤本市長の記者会見では、
設置の是非の判断を保留するとありました。
市長として、自らの理念を貫くことも大切なことですが、
市民の意見に耳を傾けて、要望を実現していくことも大切なことです。
高校・大学の先輩である藤本市長には、
予算もかかることですが、ぜひ再考して頂きたいと思います。
さて、東松山市は、市内全小中学校の普通教室にエアコンが導入されました。
快適な勉強環境を手に入れたのですから、
子供たちの成績が上がることを大いに期待しています！笑
また、先程上で述べたような学びをして欲しいと思います。
更新したり、ぱったり止まったり…
気ままに書いているこんなブログでも
見に来て下さる方がいらっしゃるのは、
政治家として、大変有難いことだと思っています。
時事問題や政治課題、市政についての意見を、
その内動画配信したいなーと考えていたりします。
せっかくネット選挙が解禁されたこともありますし、
少しでも直接声を届けられたらと思っています。
さて、色々とメディアで取り上げられていたので、
ご存知の方も多くいらっしゃると思いますが、
昨日、表題の件につきまして、開票が行われました。
所沢市が学校エアコンの是非で住民投票 「賛成」多数 投票率31%
産経新聞 2015年2月15日23時32分配信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150215-00000561-san-soci
2015年2月16日アクセス
投票率が低いというのは残念ではありますが、
政治家も、低投票率で当選しても大きな顔でいるのですから、
投票率がいくら低くとも、結果を蔑ろにする訳にはいかないでしょう。
知り合いの所沢の議員さんは、よく30%を超えたと、仰っていたので、
実際の現場の雰囲気では、予想より投票率が高かったのかもしれません。
さて、この問題、所沢の藤本市長が補助金を断ったことに端を発しています。
所沢市長「冷房なくやれるはず」中学校長は反論「基地騒音ひどい」
J-CASTニュース 2012年3月23日20時21分
http://www.j-cast.com/2012/03/23126507.html?p=all
2015年2月16日アクセス
記事によると、藤本市長が補助金申請を断った理由は、
「便利な社会の見直し」「財政負担」を挙げています。
私も、藤本市長の理念には共感する部分はあります。
仕組みや原発の危険性もよく考えずに、電気を無駄遣いしてきた日本は、
3月11日の東日本大震災を契機にエネルギー問題を考えるようになりました。
そうした背景もあり、便利な社会、現代の生活スタイルを、
今一度考え直してみる、という考えは共感できます。
しかし、藤本市長がこの理念を貫き通し、
子供たちの学校にエアコン設置を中止するには、
残念ながら、根拠が弱いと感じざるを得ません。
幾つか論点があり、一つずつ書いていきたいと思います。
・基地の騒音について
・便利な社会の見直しと子供たちの勉強環境
まず、基地の騒音について、市長と現場で感覚の乖離があるようです。
私も、具体的なデータを知りませんので憶測の域を出ませんが、
記事では、市長は騒音は「窓を開けても問題ない程度」とありますが、
導入予定だった中学校の校長先生は「一時授業の中断が余儀なくされる」とあります。
騒音調査はされたのか、されたのなら方法等がよくなかったのかは分かりませんが、
ここまで認識がずれるというのも、一体どうなっているのだろうと思います。
現場に近い分、また生徒、保護者からも直に意見を聴いているでしょうから、
ここは、校長先生の言葉の方が信頼性が高く思えます。
便利な社会の見直しと子供たちの勉強環境は、全く別の問題であると思います。
上記の騒音により、基地近くの小中学校では窓を締めることもあり、
教室内が暑くなってしまうということです。
そういった環境下を我慢することで、
子供たちが便利な社会を見直すきっかけになるとは思えません。
甘やかすと、貧弱な子供に育つという意見も見かけますが、
これも、エアコン設置とは何ら関係ないと思います。
何かを我慢することを覚える事、
健康な体づくりは勿論学校教育では大切なことですが、
エアコン設置中止と別のことで経験する機会は大いにあるはずです。
むしろ、エアコンを適切に利用して、電気を無駄遣いしないことを学ぶことが、
学校教育で意義ある学びになるのではないでしょうか。
自分たちが、どの程度まで暑さに我慢できて、
どの程度になったらエアコンを付けるのか、
また教室を離れる際はしっかり消す、
朝夕が涼しい時は消す、などのルールを自分たちで考えて、
皆で注意をしあって決める。
こういった学びこそ、文明の利器が溢れる便利な世の中にあって、
無駄なエネルギーを使わない、必要な学校教育ではないでしょうか。
きっと家庭では、こういった使い方を学ぶことはないでしょうから、
家庭に帰っても役に立つのではないでしょうか。
本日の開票後の藤本市長の記者会見では、
設置の是非の判断を保留するとありました。
市長として、自らの理念を貫くことも大切なことですが、
市民の意見に耳を傾けて、要望を実現していくことも大切なことです。
高校・大学の先輩である藤本市長には、
予算もかかることですが、ぜひ再考して頂きたいと思います。
さて、東松山市は、市内全小中学校の普通教室にエアコンが導入されました。
快適な勉強環境を手に入れたのですから、
子供たちの成績が上がることを大いに期待しています！笑
また、先程上で述べたような学びをして欲しいと思います。