僕は冷めていません。
特段後ろ向きな人間という訳でもありません。
ただ、リアリストなだけなのです。
どうも世間では
冷めている=リアリスト
となってしまっているような気がしてなりません。
時には
ネガティヴ=リアリスト
になっていると思える時すらあります。
…違うんですがね。
そもそもリアリストの客観的定義ってなに?
どうなんでしょうね。
個人的な考えでは、ロマンチストの対義語ではありません。
僕はそれこそ、自分はロマン派のリアリストだと思っているので。
ただ、ドリーマーではありません。
つまり、僕の中では
リアリスト↔︎ドリーマー
という定義付けになります。
夢という観点で論ずるならば、
僕は夢や理想を語る事を否定しませんし、悪い事だとも思いません。
大事なのはそれを現実の問題とキチンと分けて考えられるかどうかだと思います。
夢を現実に持ち込んでごちゃごちゃにして訳が分からなくなってしまっている人がいますが、そういうのは正直勘弁してもらいたいですね。
本当に大切なのは、叶えたい事があるのなら、あるいは解決したい問題があるのなら
それに向けて何をやればいいのか→何をやればいいのかわかったなら、じゃあそれはできることなのか→できることなら、じゃあそれは今できることなのか→今できない事なら、それをできるようにするにはどうしたらいいのか
といったように、実現というゴールに向けた具体的な実施手順を考えていくことだと思います。
こういうように考えた上で、できない、やらない、といった選択も当然あります。
そうしたらまたそこで、
我慢するのかしないのか→我慢しないならゴールそのものを変えるのか
というふうに、また次の結論と始点に向かいます。
つまり、建設的な思考を持つことが大事だということです。
もちろん一部の天才や秀でた人間は例外かと思いますが、少なくとも僕のような平凡な人間には必要な事だと思います。
念のためにもう一度言っておきますが、夢や理想を語り追い掛ける事を否定しません。
ただ、夢や理想ばかりを求め、尚且つ自分が正しいと思い込んでいる人ほど、人を傷つけている事が多いのはなぜなのか、という事をしっかり考えて頂きたいと思います。
誰とは言いませんが。