このテーマで書くことはもうないと思ってたのですが。
音楽関係ではない話です。






長男は小さい頃から運動系の習い事ばかりしていまして、
途中からはテニス一本になり、
そのまま高校も推薦で…。


高校入学数日で右眼に大怪我をしまして、手術してくれる病院•先生をネットで探す日々でした。


網膜剥離
水晶体亜脱臼
隅角解離
低眼圧症
ついた病名です。


虹彩がブチ切れて、テレビ画面で言うなら、真ん中1/3が真っ黒になっている状態でした。


そんな中、めったに連絡してこない幼なじみから虫の知らせか連絡あり、
H大看護士経験のある彼女に病院を探してもらいました。
眼はH大系列が有名だそうです。
最初に行った病院では、手術3回と言われ、復活もどうか…という状態だったので、セカンドオピニオンで、幼なじみに探してもらった病院へ行きました。


その世界で有名な先生がおられる日を狙い、受診。
先生はとてもお忙しい中、数日後に手術しよう、とおっしゃってくださり、執刀してくださいました。


増殖性硝子体網膜症手術
水晶体をとりあえず元に戻して、
ブチ切れている虹彩を縫い、
しぼんでいる眼球を戻す、という手術でした。


そのまま数ヶ月運動出来ない日々が…。
仲間、先輩、先生方の助けもあり、
復活することができましたが、右眼は元には戻っていません。
片目でよくやっているな…という日々でした。


団体戦では選抜やインターハイにも出場することができ、諦めないで良かったと思う反面、元の様に打てなくてモヤモヤしていたと思います。


大学ではもう競技はしない、と言っていたのですは、やはり続ける道へ。
最近ではパートナーの助けもあり、念願の本戦に上がれたのですが、
昨日昼すぎ、先輩から私に連絡があり、
見えている方の眼の視界が悪くなり、
手がしびれてきて気分が悪く動けない、と。


救急車で搬送される時、救急隊の方から未成年なのですぐ来てください、と連絡ありました。
受け入れてくれる病院がなかなかないそうで、かかりつけの病院へお願いしました。


ということで、昨日は久しぶりに寿命が縮まる思いで、病院へ向かいました。
CTやMRI検査もしていただき、脳は大丈夫、ということで、眼の手術の影響もあるのかな、と。
途中で生徒さんに連絡入れさせていただき、全てお休みにさせていただきました。
ありがとうございました。
振替はまた連絡させていただきます。



…たら、…れば、ばかり考えても、
過ぎた日々を巻き戻しはできません。
復帰後、はじめは空振りをよくしていましたが、
昨日救急車に同乗してくれた友人が、そんな酷い怪我だったとは知らなかった…と言ってくれるほど、普通に練習はしているようです。
障がいがあっても、適応していく人間の身体はすごいな、と思います。


テニスの世界で、聴覚障がいがあっても全国レベルの子もいました。
片手がなくてもサーブを打って、普通に試合している子もいました。


これからも、定期的に病院通いは続きそうですが、
諦めないで、できる範囲で頑張って欲しい、と願うばかりです。


過去記事は現在は殆ど限定記事にしていますが、
当時は普通にアップしていて、同じ状態、眼に怪我をされた子どもさんのお母様から、何件かメッセージをいただきました。
怪我を乗り越え、いろいろありますが復活していることを記事でアップすることで、少しでも励みになれば…
おこがましいですが、そう思って書きました。


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