時の流れ

２００８年５月６日午後、私は大きな荷物を持って実家を後にしました。
向かった先は成田空港。
５月７日早朝にドイツへ飛び立つためです。
実家からでも充分に間に合う時間の離陸だったのですが、荷物も多いし、仕事で貯めたポイントを使って４０円で成田空港近くのホテルに初めて宿泊しました。
５月７日８時過ぎに成田空港でチェックインを済ませ、最後の日本食を朝食として空港で食べていました。

１０時２５分発の飛行機でまずはスイスチューリッヒ空港へ、１時間２０分待ちの乗り継ぎで１８時１５分、ミュンヘンへ到着しました。
意外とどきどきしたのが、きちんと彼が待ってくれているかでした。

そんな心配をする必要も無く、彼は仕事を終え、１５時からミュンヘン空港で私のことを待っていたそうです。
飛行機が着陸してから、パスポートコントロールを受けて、荷物を受け取って、たくさん時間がかかるので４時間近く空港で待っていたことになるのでしょうか
彼は直ぐに私のことを見つけてくれて、家まで連れ帰ってくれました。

彼は私が到着した翌日から翌週末まで休暇をとっていてくれ、その間いろいろなところに連れて行ってくれました。

あの日からもう丸年の月日が流れました。
すでに子どももいて、毎日時間に追われているところがあります。
幼稚園児だった姪っ子たちはもう小学校に通っています。
隣人にももうすぐ子どもが産まれます。
本当に時間が流れるのは早いなぁ。
だからこそ、一日一日を大切にしなければいけないなぁ～と感じます。

～笑い話～
彼は本当は５月７日から休暇を取りたかったようですが、彼の上司は飛行機到着時間を聞き
「５月７日は仕事が終わってからでも充分空港に間に合うから仕事をしろ」
と休暇をくれなかったそうです。そして、一日中そわそわと仕事をし、同僚から「どうしたの」と聞かれるたびに「今日は日本から彼女が僕のところに来るんだ」と言いまくっていたとか
そして彼はお姉さんに毎日電話で「後○日で彼女が来る」と言っていて、５月７日から急に電話をかけてこなくなったと後で言われました。もしかしたら、紹介してもらえないかもと感じていたようです。