タンオタンの春、夏コレクションの目玉は仔羊です。

今年も北海道の羊牧場のパイオニア、武藤さんが手がける「茶路めん羊牧場の仔羊」を入荷しました。

ラムでは無く、もうちょっと成長したホゲットと呼ばれる仔羊を好んで送ってもらっています。

武藤さんの仔羊は輸入仔羊と比べると、脂身の臭みがなく、ちょっと大きい子の方が味が濃くて美味しいです。

さっそく、調理して試食してみました。　

骨つきバラ肉の炭火焼き　ジュ・ダニョー

良い食材が手に入れば、シンプルに調理したくなるもの。

シンプルに塩コショウの味付けで炭火で火入れ、中心温度は60度

脂身の多い部位はしっかりめの火入れが美味しいです。

仔羊の骨と仔羊のタンの皮とゲタの部分を焼いて、トマトと少しのハーブ、白ワイン、水で煮出したジュ・ダニョーをソースに。

焦げた脂の香り、繊細でいて旨味の強い肉の味、程よい羊特有の香り

たまりません！！

めちゃくちゃ美味いです！

並の和牛と変わらないぐらい高価ですけど、それ以上のおいしさです。

仔羊が苦手というお客様に僕がゴリ押しでこの仔羊を食べていただくと、そのお客様は仔羊が大好きになりました

鹿肉なんかもそうなんですけど、やはり鮮度や火入れが良くないものを食べてしまうと苦手意識がついてしまいます。

そんな方はもう一度だけ、うちの店でチャレンジしてみませんか？

それでもダメなら、もう貴方のお口に合う仔羊料理はこの世に存在しません！(断言)

完全に仔羊の風味を濃い味で隠してしまえば、無くはないかもしれませんが…(ちょっと弱気)

ビストロタンオタン

兵庫県尼崎市立花町1-7-1 パインフォレスト2F ☎︎06-6423-3337

和牛より美味い！？国産仔羊