今、とあるインド人に保護されて宿のネットコーナーにいます。
なぜ保護されてるかって?その経緯を今から書きます。
~インド入国~
8月31日
バンコクからインドのデリー空港にIN。
インドはやばいところ。日本の価値観は通用しない。デリー空港周辺は特に危険で日本人観光客はほとんどカモられる。
などなど旅人から聞いていたので、ビクビクしながら空港から宿まで移動しました。
空港から出て思ったのが、
なにもかも汚い。
道にはゴミとうんこが落ちていて、目の前には大量のハエとインド人、犬、牛がいる。
さらにインド料理屋の独特な匂いとうんこが混じった匂いがする。
おまけに常に車のクラクションが鳴っていてうるさい。
歩いていると
「コニチハー、トモダチ!」
と数十人のインド人に声かけられるものの、
僕は騙されたくないので全て無視して、無事に宿に着きました。
外に出たくないので、その日はそのまま部屋で寝ました。
~インド人かなりうざいんですけど~
9月1日
この日は、宿で出会った日本人のメガネ君とタージ・マハルのある町、アーグラーへ鉄道で向かうことに。
3時間でアーグラーに着き宿にチェックイン。
その後は、アーグラーフォートという城を観光。
ここ周辺から見えるタージ・マハルの眺めは最高!
宿に帰る途中、タクシーの運転士に土産屋や大理石ショップに連れていかれ、僕らに高価な商品を無理矢理買わせようとしてきました。
あほか。と思いながら断固拒否。
このへんからインドにはこんなクソみたいな奴らしかおらんのかと思い始めました。
無事、宿に着き眠る。
~美しきタージ・マハル~
9月2日
この日はかの有名なタージ・マハルの中へ
想像以上に大きく、美しかったです。
残念ながら写真はありません(理由は後ほど)
昔、とある王様が愛する妻のために二十数年かけて巨大な大理石の墓を造りました。
そう、その墓がタージ・マハルです。
妻への愛の重さをずっしり感じます。
タージ・マハルを見た後、同行していたメガネ君はデリーに戻るためここでお別れ。
僕は安宿のレストランでカレーを食べました。
なんとなく不衛生な感じがしましたが、空腹だったので全部食べました。
ちなみに飯食ってるときオーナーに
「この辺で“こうた”という日本人が最近行方不明になったから気をつけろ」
と言われ、ゾックッとしました。
食べ終えた後、ガンジス川のあるバラナシに向かう寝台列車(19時発)に乗ります。
3台寝台A/C付きの列車に入り、指定席のベッドに荷物(バックパックとデイバック)を置きます。
その荷物の上に足を置いた状態で横になります。
さらに毛布をかぶり、眠る体勢へ
これが悲劇の始まりでした。
~事件発生~
9月3日
日付が変わる頃、体に異変が起き始めました。
あれ、腹がすげえ痛い。
あわててトイレに行き、うんこします。
完全に下痢でした。しかも出たのは液体だけ。
おまけに嘔吐もしました。
何度もトイレに行き、悶え苦しみました。
出発前に食ったカレーにやばい菌が入ってたんだと思います。
身体も急激に熱くなり、意識が朦朧としてきたので横になってました。
大量に汗をかき、パスポートやクレカが入っている腰巻きをデイバッグへ
また荷物の上に足を置き、毛布をかぶる。
眩暈がしてたので目を閉じます。
いつの間にか寝てしまいました。
・・・
朝6:30、途中駅に停まり目が覚めました。
未だ意識朦朧の状態で、足元を見ると・・・
あれ!デイバッグがない!!
電車が無情にも動き出し、頭が真っ白に。
終わった・・・
おそらく、誰かが僕の足下からデイバッグを盗み駅を降りたのでしょう。
デイバッグには腰巻き(パスポート、クレカ)、財布、iphone、トルコ行きの航空券、ユーレイルパス、カメラ等、最高レベルの必需品が入ってます。
金はない。携帯もない。出国もできない。最悪の状況・・・
なんか自分が情けなくなり涙が出てきました。
8時。バラナシ駅で降りると、僕の様子を見兼ねたインド人が警察署まで連れて行ってくれました。
警察に紛失届けを書いてもらい、今後の手続き方法を教えてもらいました。
(インド人は英語が上手で、コミュニケーションが取れて助かります)
その後はオートリクシャの運転士に事情を説明し、とりあえず日本人がいる宿に向かうことに。
運転士は
「インドには盗人やマフィアがたくさんいる。でも善きインド人もいる。安心して。私はあなたの味方だ」
と言って、無賃で日本人宿に連れて行ってくれました。
そして宿で現地の薬をもらい休ませてもらいました。
すると体調が嘘のように回復。
すぐさま、パスポートを再発行してもらうために日本大使館のあるデリーに向かいました。
9月4日
デリーに着き、まず宿(Ajay GH)にチェックイン。
ここのインド人オーナーが底なしに親切でした。
パスポート再発行に必要な書類をすぐさま集めてくれました。
そしてお金のない僕に「もう大丈夫だ」と言って、1万円分のルピーと日本への航空券代を貸していただきました。
周りのインド人も心配そうに僕に声をかけてくれました。
インドには悪人も多ければ、善人も多いことにここで気づきました。
(インドの人口からしてそれは当然なのかもしれません。)
また、他にもインドで気づかせたもらったことがたくさんあります。
(日本がいかに恵まれている国であるかとか)
なので、ひどい目に遭ったものの、インドを嫌いにはなれませんでした
とりあえずこれからは、親切なオーナーが経営している宿に泊まり、大使館でパスポート再発行が完了するまで待ちます。
帰国できるのはたぶん3,4日後かな。
やむをえなく一旦、旅を中断しますが、またヨーロッパに向け再開したいです。
ただ、今は早く日本に帰って快適な環境に戻りたいという心境です。


