みなさま,大変ご無沙汰しております。
昨年の7月以来ですので,半年以上の間隔が空いてしまいました。
その間,いろいろなことがありましたが,それは追ってご報告したいと
思いますので,またよろしくお願いいたします。
さて,2月3日は節分でしたね。
わが家では,恵方巻を食べながら,家族それぞれお願いごとをしました。
ところでその日,思わぬものが宅配便で届きました。
それは・・・大学の研究室から送られてきた卒業論文でした。
この春,恩師が定年退職されるのに伴い,研究室に保管されていた卒論
を希望者に返却するとのことで,迷わずお願いしたものです。
卒業論文のテーマは,当時の西ドイツの対東方外交。
西ドイツ?東方外交?今となってはなつかしい用語です。
今年,大学を出て30年になりますが,その当時のドイツは,今と違い,
東ドイツと西ドイツに分けられ,それぞれ,アメリカを中心とした西側世界と,
ソビエト連邦を中心と東側世界の最前線に位置づけられていました。
そのため,軍事力を強化する傍ら,外交を行うことで,お互いを守ることも
必要だったのです。
そんな歴史を振り返り,今後の2つのドイツはどうなるか?を自分なりに
思い描きましたが,2つのドイツはそれぞれの道を歩んでいくだろうとの
結論。
しかし現実は,ご存じのとおり,1989年のベルリンの壁崩壊,そして1990年
にドイツ再統一,さらには1991年ソビエト連邦崩壊による東西冷戦の終結,
と卒論作成当時では思いもよらぬドラマが待っていました。
ドイツ再統一の直後のゼミのOB会で,先生に「卒論の単位,取り消さない
でくださいね」と真顔で聞いたものです(笑)。
そんな曰くつきの卒業論文,コピーはとっていたものの,金文字で製本した
原本を手にするのは,卒業時に先生に提出して以来,30年ぶり。
読み返すと,未熟で恥ずかしい内容もありますが,学生時代の思い出と
このような形で再会できるとは,やはりうれしいです。
宝物として,いつまでも大切にしたいと思います。