北山の歌雑記 -2ページ目

北山の歌雑記

短歌初心者の戯言
「うたは下手でもよい自分のうたを詠め」
目指す旅路の道中記

梅雨明けを待ちゐたるごとき蝉しぐれ陽の差す外気は三十度越す


うかつにも裸のままに冷房の風に吹かれて夏風邪をひく


室内の温度か我が身の体温か真夜の暑さに眠れずにをり


我の風邪うつりたるのか社内にて三人程が喉の痛み言ふ


十八時半に予約する病院はすでに咳き込む七人のゐる


病院に入れば先程インフルエンザの患者ゐたりとマスクを呉るる 

 

宮城 中村 哲也


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