知人が若い時に富山市(旧大沢野町)から糸魚川市役所まで日帰りで往復したと言う。

調べたら片道100kmを超える。往復日帰りはきついが片道で1泊すれば丁度いい感じじゃないか。

なら俺も、と行ってきました。
朝の8時に大沢野を出発しました。
最初の休憩は滑川のホタルイカミュージアムでした。

今回はパニアバッグではなく極力荷物を減らしてサドルバッグ、フレームバッグ、ハンドルバーバッグという今風のBike packing スタイルです。

パニアバッグで前回キャンプした時はハンドルが重すぎたのでサイクリングを楽しむという感じではなかった。

荷物を減らすのに焚き火やBBQ は諦めました。
レストランで夕食、コンビニで朝食、温水シャワーの無いキャンプ場なので風呂屋へゆくことにした。
下調べはバッチシ。

走りは快調でしたが入り切らなかった荷物をバックパックに入れて担ぐことに。

帰ってからいちばん痛かったのは脚でもなくお尻でもなくBack Pack を背負う肩だった。背中にもあせもができた。もうこのスタイルはイヤかも。

入善の風力発電って海の中にも建ってるのね、いつから?

泊駅のすぐ横のビストロ「けざけざ」というレストランで昼食

デザートのアイスまで頼んでしまった

富山湾岸サイクリングコースの東の端っこまで来た。ここから先へはチャリでゆくのは初めてです。
今気がついたんだけど「サイクリングロード」じゃなくて「サイクリングコース」なのね。

往きは親不知を通ろうと思ってきました。
ネットで逆方向に新潟から走っている記事を読んでいたからです。
(あ、なんだ行けるんじゃない)という考えと、古い北陸街道を走ってみたくなったので。

親不知の手前の道の駅市振の関で休憩してたら、知らない人から声かけられた。上越市のロード乗りだそう。僕の自転車を見て近寄ってきた。今日は車で来てたみたいだけど。

「親不知って自転車で行けますかね」と聞いてみた。「私、何度も通ってますよ」とのこと。
「前、ママチャリで通った人もいましたよ。どこから来たか聞いたら京都からだった」と言ってました。
変態や!

ならば、いざ12の洞門と2本のトンネルへ。

洞門は下りを鬼こぎしたら、車との速度差が和らぐ。
車もきついカーブでは減速するので想像したような恐ろしい目には遭わずに済んだ。
また、あちこち片側一車線の工事をしていて、コーンで作業者様通路を作ってあり、土曜日は工事がお休みなのでちゃっかりそこを利用させてもらった。
無事に通れたのは単に運が良かっただけかも。

天嶮(てんけん)トンネル
このトンネルは左の遊歩道へ迂回できます

迂回路は遊歩道なので自動車原付通行禁止です。歩いてくる人ってどうやってここへ来るのかしらん?と思ってましたが、出口側に車を停めるところがあってここまで来て戻るみたい。
ここから市振駅まで歩いているビデオ見たけど「危ない」連発しとられました。

北陸本線が初めてできた時のトンネルがあるみたいなんだが、自転車を置いてビンディングシューズで降りてゆく気になれず行かなかった。

この遊歩道は北陸街道と呼ばれる道です。
岩壁に「如砥如矢(とのごとくやのごとし)」という4文字を刻んであります。

これが完成した時に感動した人が残した言葉だというのですが、解説を読まねば意味わかりません。



砥如矢如(とのごとくやのごとし)

「砥石のようにたいらで矢のように真っすぐだ」ということらしい。

今気がついたが解説と実際の文字の語順が違う(笑)

岩壁の実際の字は右から左に読むのだから「砥如矢如」なのに解説は「如砥如矢」になっとる。

駒返トンネル
名前の由来が、ここが馬では通れないので引き返したということみたい。
このトンネルには迂回路がない。
死ぬ気で行くしかない。

と思っていたら広い歩道があった、助かる〜



高所恐怖症ですが頑張ってビデオなど

無事に糸魚川市にたどり着き、糸魚川市内でひとしきり迷子になったのち、何とか美山キャンプ場にたどり着きました。

この後トンカツ食って温泉行きましたが、それは割愛。

明日はもう親不知を通らずにしんどくても安全な山道を通ってゆきます。
親不知を迂回する山道はずっと前から調べてありました。
明治11年に明治天皇が新潟から富山へ行脚された時にはまだ北陸街道はなく山道を通られたとのことです。
多分これと同じルートだったのではなかろうかと。


青海川沿いをヒルクライム
ここを逆向きにダウンヒルしたら気持ちいいだろうな〜と思いつつひたすら漕ぐ

同じ場所で別アングル
なんか良いと思いませんか?

途中でこんな看板を見つけたので寄ってみることに。

入ってすぐに登ってくる車に呼び止められた。
パトロールしてる人だった。

「この先で通行止めになっていて車は入れないよ」「落ち葉が堆積していて滑って危ないから」と言われる。

「じゃあ、そこで自転車を置いて歩いてゆきます」「せっかく来たから。それならいいんでしょ」と言ったら特にそれ以上何も言われなかった。

もうボロボロで読みにくいけどほんとに行ってもいいのね

ヒスイの原石を盗ろうとする人いるんだろうな〜

滝の音がする〜と喜んだが近づいてみたら人工的な堰だった。
なんかタダの河原だった。
ワシ何しに来たんだろう。
随分と下ってきたのでまたそれを登らなくてはいけない。体力の無駄遣いだった。

大平峠という峠です。
暑い日だった。
ここまでほぼほぼヒルクライムだった。
激坂はないが普通の坂でもずっと休ませてもらえない。坂好き(坂バカ)の人は喜ぶのかな〜。
ワシは坂が嫌いになった。
水中毒になるんじゃないかと思うくらい水を飲んだ。

この峠を過ぎたら1か所短い登りがあってその後ずっとダウンヒルだった。
ずっと下りならいいのに、などといつも言っていたが訂正します。
ずっと下りというのも辛い。
上ハンドル下ハンドル交互に持ち換えないとブレーキを握る手が持たない。


山道はずっと人気がなく、やっと民家がある所に出た。ヤマト運輸の軽トラが通っていたが、そこを通り過ぎたらまたずっと人気のない山道に戻った。
(あんな所に人が住んでるんだ〜山の中の一軒家か〜)
その先だいぶ行ったら田圃が見えてきて、この辛いダウンヒルが終わった。

ヒスイテラスに自転車を置いて隣のお食事処「結」で昼食。

しばし休憩の後、ダラダラと自宅まで帰りました。
往路:105km(754m)
復路:114km(獲得標高1163m)
所要時間は、遅すぎて参考にならないと思いますので割愛